りな塾 #13 コメント文
今回は少し箸休め回です。
メモを残したい
プログラミングって長くなればなるほど、どんどん複雑になっていきます。半年後とかに読み返すとたいてい何が書いてあるかわからなくなっている。。。で、はじめから一行ずつ読み込んで、あぁ、こういう処理をやっているのかなんて時間をかけて解読するハメになります。
バグが発生したり、緊急対応なんかのときはほんとにこれでドギマギするものです。
さて、そんなときのために、これはどんな処理をしていて、この変数には結局何が入っているのかをプログラミングの中にメモとして残しておけたら最高ですね。
コメント文
プログラミングには、その行を無効にさせるための構文が用意されています。コメント文というのですが、まずは例を見てみてください。
// ←ここから行末までをコメントとして扱う
/* ← ここから
囲まれたセクションをコメントとして扱う
ここまで→ */
メモを残すには、この2種類の方法があります。
使い方の例を見てみましょう。
このように、行の後半にコメントを入れたい場合や、一行だけコメントを追加したいときなどに「//」を使うと便利です。
apple = 10; //りんごの数を代入
orange = 3; //オレンジの数を代入
// りんごとオレンジの数を比較する
if( apple === orange ){
console.log("同じ数です。");
}
else{
console.log("一致しません。");
}
次の例を見てみましょう。
ブロックごと処理を無効化したいときなどに「/* */」を使うと便利です。テストなどで、一時的に処理を無効化したいときなどにもよく使います。
apple = 10; //りんごの数を代入
orange = 3; //オレンジの数を代入
if( apple === orange ){
console.log("同じ数です。");
}
/* いったんこのブロックを無効化して
テストしてみる。。。
else{
console.log("一致しません。");
} */
わかりやすいプログラミング
プログラミングは後から見直したときに、どれだけわかりやすいかがとても重要です。ので、コメント文はどんどん書いて残しましょう。
プログラマによっては、コメント文を装飾して、より目立つようにメモを残しておくことも多いです。遊び心も大事w
// --------------------------
// 処理の概要をこんな風に装飾して
// 目立つようにしてみたり
/* * * * * *
* 処理の概要をこんな風に装飾して
* 目立つようにしてみたり
*/
今日のクイズ
今日はクイズはお休み。
過去の自分のプログラムにコメントを追加してみよう!!
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