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はじめてのロケットストーブ

たまに農家さんとこに遊びに仕事しに行くのですが、廃材やら剪定枝がいっぱいあるので、それ使って焚き火したいと言っていたところ、ついに焚き火会を企画してくれました。

なんだかんだで、今季3回めの焚き火

食べ物とかBBQとかすると準備も片付けも大変(主催側にかかる負担が大きすぎる)なので、今回は食べ物一切無しで(マシュマロは手持ちで焼いて食べたケド)、ご飯は事前にどこかで済ませて焚き火だけを楽しむという縛りをもうけてみました。これ、いいかも。お金も手間もかけずにゆらゆら揺れる炎だけをただゆっくり見て過ごします。

「いつも廃材やら剪定枝を燃やしたり廃棄するのがおっくうで仕方がなかったけど、こうやって集まって焚き火すると楽しいのはなんでだろー。これで廃材もなくなるんだから一石二鳥!」と主催者も喜んでくれました。集まって3時間ほど飽きずに炎をじーーっと見て過ごしました。あとで、誰かが言ってましたけど、「3時間もの間スマホを見ることを忘れてぼーっと過ごしたのはいつぶりだろう。。。」と。

そして今回のわたし的いちばんのイベントはロケットストーブの登場です。田舎の農家みたくこんなにたくさん廃材がない人がうまく焚き火するにはどうすればいい?みたいな話をしていたら、「そうそう、りなるさん、うちにロケットストーブ自作したのがあるけど、持ってきましょうか?」という話になった。

???ロケットストーブ、ナニソレ。はじめて聞く単語。。。

煙突状のシンプルな構造で、内部に強力な上昇気流を発生させることで薪が激しく燃えるストーブなのだそうです。。。

ロケットストーブの構造

確かに、、、激しく燃えるというだけのことはあります。これ感動もの。そのへんに落ちてる枝を数十本拾ってきてくべるだけで高火力。これなら小枝でも十分お湯が沸かしたり調理ができる。

ロケットストーブ(自作)を実際に使っているところ

この写真は実際に使ってみたときのものですが、20リットルのペール缶を二弾重ねした高さ(70センチくらい)があるのに温度が上がってくると、テッペンまで炎が立ち上がります。薪の投入口からはおもしろいほどものすごい勢いで空気が吸い込まれてく。しかも燃焼効率がよほど良いのでしょう。。。煙がぜんぜん出ないの、すごい。

ただ高火力で燃焼させるので薪はすぐになくなります。少ない燃料で短時間で調理をするような場合にはよさそうですが、じんわりと長く暖をとるにはチロチロと火が残り続ける薪ストーブのほうがいいのかなぁ。

昔の人からしたらあたりまえのことなのかもだけど、現代人のわれわれなんも知らないなぁ。。。たまにはテクノロジーをわすれて、ただ火をながめる時間にあててみるのもいいものです。そんな自然と仲間と過ごす時間を大切にしてほしいと思います。

そうそう、最後に、焚き火仲間に教えてもらったホームページ『非電化工房』というのがちょっとおもしろそうだったので、これも乗っけておきます。興味があれば覗いてみてください。



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