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こんにちは。
最近ちょっと感動したことがあります。
それは宮沢賢治の「アメニモマケズ」についてのトピック。

たくさんの素晴らしい作品を残した宮沢賢治の
その作品の一つだと思っていた「アメニモマケズ」。
実は手帳に書かれていたものが後に発見されたのだといいます。
作品として原稿用紙に書かれたものではないということは、
もしかしたら発表するつもりで書かれたものではないのかもしれない。

そう思ってあの作品を読むと、
また違ったものが見えてきました。

そのことをSNSで投稿したところ
さらに
「最後の文章の後には法華経が追記されている」
「岩手県の小学生は暗記している」
と教えてもらいました。

福沢諭吉の学問のススメの冒頭、
「天は人の上に人を作らず~」は有名ですが、
その次の文章は
「人間の賢愚の別は、学ぶか学ばないかによってできる」とあるそうです。
出自や家柄によって人が区別されるのではない、平等である、
だけでなく
「学ぶことこそが賢愚を分ける」というのが本当に言いたかったこと。
そう思うと
これもまた違ってきました。

書かれていること、載っていること。
差し出されているものを受け取って終わり。
そんなことが多い自分の学び方を少し反省。

次の一文、次のページ。
そこには
思いもかけない広い世界があるかもしれないし、
思いもかけない次の学びにつながるかもしれない。

受験や資格取得のための勉強ではない学びは
目の前にあることを
もうちょっとだけ掘ってみること、
なのかもしれない、と思うのでした。

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