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民法思考力養成44(委任)・事務管理 

 事務管理は、過去11年で4回択一で出題されている頻出分野でありながら、受験生は記述対策では手を抜きがちな分野であり、記述式で出題されれば、得点差が開く可能性がある。委任は既に学習済みだが、ここでも委任の規定が事務管理者に準用されるものについては、しっかり記憶しておこう。

講義はYOUTUBEで、記述式の問題はこのnoteに投稿しているので、
弱点補強にご活用ください。
YOUTUBE  民法授業動画 事務管理(委任関する規定の準用含む)
https://youtu.be/sj5orIBlfOo


以下は、

イメージ・記憶促進ノート 事務管理(委任関する規定の準用含む)
「記述式問題」及び事務管理者に準用される委任の規定の覚え方(語呂)

まずは目次からご覧ください。

目次

STEP1
記述式問題1
 
事務管理者が、悪意又は重大な過失があるのでなければ、緊急事務管理によって生じた損害を賠償する責任を負わないことが民法698条に規定されているが、この698条では、「悪意又は重大な過失があるのでなければ」という要件の他に、事務管理者(管理者)が損害賠償責任を負わないための要件として、何のために何をしたときと規定されているか。
「管理者が、」に続けて、民法の規定に照らし40字程度で記述しなさい。

解答欄  45字マス目があるものとする。
管理者が、(          40字程度          )
記述式問題1正解例

👨出題意図
👨採点基準  本試験とは異なる場合がある
記述式問題1解説

STEP2
記述式問題2
 
事務管理者は、事務管理が成立する行為を行った際に、費用を負担したが、その費用を回収したいと考えている。
 この場合、民法上、どのようなとき、誰に対し、何を請求できると規定されているか。
「管理者は、」に続けて、民法の規定に照らし40字程度で記述しなさい。
なお、本問の事務管理は、本人の意思に反することはなかったものとする。

解答欄  45字マス目があるものとする。
管理者は、(          40字程度          )
記述式問題2正解例

👨出題意図
👨採点基準  本試験とは異なる場合がある
記述式問題2解説

STEP3 事務管理者に準用される「委任」の規定を覚えよう!

ここからは本文です。

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