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先生用ツールに「問題検索機能」を実装しました!

こんにちは、Libry(リブリー)です。

今日は先日、先生用ツールに新しく実装した「問題検索機能」についてご紹介したいと思います。

リブリーについては、ぜひこちら↓の記事を御覧ください🙇‍♂️

「問題検索機能」って?

学習者向けに提供している「Libry」には、学習者さんが持っている教材(書籍)の中から、学習したい問題を検索できる機能があり、それを「問題検索機能」と呼んでいます。

この機能の特徴は、「複数教材を横断して問題を一括検索できる」という点です。リブリーで購入したすべての教材の中から、解きたい問題をまとめて検索できるため、教材ごとに問題を探す必要がありません。

(GIFにしたかったのですがうまくできなかったので動画で...)

リブリー化した教材に含まれている問題ひとつひとつには、リブリー独自の「知識タグ」が付与されていて、このタグによって問題を検索できる仕組みになっています。

余談ですが、高校数学だけでも1000以上のタグを定義しています。「確率」のようなメジャーなものから、「モンモールの問題」のような少々マイナーなものまであります。

ちなみに、解いた問題に似ている問題をレコメンドする「類似問題推薦機能」や、復習すべき問題を最適なタイミングでレコメンドする「復習支援機能」にも、このタグの仕組みが大きく関わっています。

どういう時に使うの?

生徒向けでいえば、以下のようなシーンを想定しています。

模試の結果が返ってきて、自分が「二次関数」の分野が苦手な傾向にある事がわかった。次の模試に向けて、苦手を克服するために複数の教材を横断して「二次関数」の問題演習を重点的に行いたい。

これまでであれば、自分で教科書や問題集、参考書から「二次関数」の問題を探し出して演習に取り組む必要があったが、リブリーの「問題検索機能」を使えば知識のタグを選択するだけで持っているすべての書籍を横断して「二次関数」の問題を探すことができる。

根幹機能ではなく、あくまでサポート的な立ち位置の機能ですが、リブリーだからこそできるちょっと便利な機能となっています。

今回はこの問題検索機能を、先生が宿題を配信・回収・集計するツール「Libry for Teacher」に新たに実装しました。

これによって、先生が嬉しいのは「宿題を作成する時」です。

これまで先生がリブリーで宿題を作成するときは、以下のようなステップが必要でした。

1. まず教材を選ぶ

2. 教材の目次から宿題に出したい問題の分野を選択

3. 分野の中から宿題として配信する問題を探す

4. 問題を選んで配信

さらに、別の教材から問題を選ぶときは、また教材を選ぶところからやり直しです。ちょっと効率的とは言い難いですよね…

問題検索機能が付いたことによって、宿題作成のステップはもう少しシンプルになりました。

1. 宿題配信したい問題の「知識」を選ぶ

2. 検索結果の中から宿題にしたい問題を選んで配信

教材横断で検索できるため、教材ごとに問題を探す必要もありません。かなり効率的になりましたね。

これまで生徒さん向けにのみ実装されていた機能でしたが、先生用ツールに実装したほうがインパクトの大きな機能だと感じてたので、今回のカイゼンが先生方の業務効率化に少しでも貢献できれば嬉しく思います。

今後の話

今回は先生向けツールに問題検索機能を実装することによって、「宿題の作成のしやすさ」を改善しました。

宿題配信周りの今後のカイゼンに関して、直近では「選んだ問題に類似する問題を宿題に追加できる機能」を実装予定です。

また、「問題のサムネイル画像表示」や「宿題への問題追加しやすさの改善」など細かなアップデートも合わせて実施できればと考えています。

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前回の改善報告に続き先生向けツールの内容になってしまいましたが、生徒向けのリブリーに関しても着実にカイゼン進めており、今後大きなアップデートを予定しています。ぜひ、そちらも楽しみにしていただければと思います。

リブリーでは、「一人ひとりが自分の可能性を最大限発揮できる社会を創る」というVisionの実現に向けて、スマートに学べる問題集「リブリー」を開発・提供しています。子どもたちの可能性を広げられることを目指して、今後も先生の業務負荷を減らしつつ、生徒と向き合う時間を増やせるような改善を続けていきます。