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子どものための絵本の効用

絵本は、「子ども向きの本」と決め付ける大人は多い。
しかし、なぜ子どもにとって絵本は良いのか?をちゃんと説明できる大人は少ない。
絵本には、選び抜かれた優しい言葉、イラストの力がある。
これは、言葉の発達、感性や感情の分化、文脈理解力に寄与する。
また、大人が読み聞かせすることで、子どもの心に一生忘れない「心のふるさと」が刻まれる。
①読み手の感情表現で本の世界に入り込む。
②子ども自身が時間をコントロールできる。
③親の心が穏やかに優しくなれる。
④親と子が100%向き合える。
⑤子どもの中に心象風景が生まれる。
子どもが大人になって、どんなに辛いことがあっても「心のふるさと」は消えず、いつでも立ち戻ることができる。
それは、揺れ動く心の振り子の中心軸のようなもの、だと思う。
絵本には、そんな効用があると思う。

※写真は50年以上前に筆者が生まれて初めて買ってもらった絵本

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