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スマホが壊れただけなのに

つい何日か前、スマホが突然
うんともすんとも言わなくなった

あれ?と思ったときにはもう手遅れ、画面は真っ暗

「強制再起動ってどうやるんだろ」
あ、調べられないや

「もー、誰かに連絡して調べてもらおう」
あ、連絡もできないや

「ちぇ、帰りに携帯ショップに寄るしかないか」
え、近くの携帯ショップってどこだろう

ショップの予約も電話かネットだし、、
iPad、!!と神に救われた気でいたら
SMSが受け取れずアカウント認証にはじかれる

八方塞がりとはこのことか。

幸い職場が図書館なので、
強制再起動の方法はすぐに分かった(動かなかったけど)
我ながら図書館を使えているな、とは思った

普段から言うほどSNSに依存はしていない
以前から、スマホが無くてもぼちぼち大丈夫だと
たかを括っていた

全然だめだったけど

今思えば、図書館では基本このすべては解決する
最新の地図で近くの携帯ショップも探せるし
公衆電話もまだ微かに生きながらえている
強制再起動の方法だってすぐに見つかった

ただ、使う能力がもう無い
紙の地図じゃあ ひとつ角曲がった途端迷子になるし
電話なんて親の番号しか知らない


携帯が命の次に大事になった時代で
情報革新がどんどん進む時代で
図書館に求められるもの
そして、私たち自身に求められるもの
なんだろなあと、過去に何万人もが考えたであろうことを
今更じっくり考える

こんな時、スマホのなかった時代の人はどうやって、、
自分の生活力のなさが身に染みる

悔しくてブラウン管テレビみたいに
叩いたりぎゅって押したりした
多分間違ってる、むしろよくない気もする

今から新しいスマホを取りに行く

0626

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