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祝・22歳!金川紗耶さん!

 昨年7月に初の選抜入りが発表された金川紗耶さん。別に誰からも求められていませんが、本日22歳の誕生日を機に、この一年強を振り返っての記事を書きます。

・ミーグリ

 初選抜後、今後選抜に定着してもらうためにはミーグリをしっかり完売させねば、という思いがありました。
 選抜でなくても応援することに変わりはありませんが、メディア露出的にも選抜とアンダーでは大違いであり、当人の望みがどちらにあるかは明らかでしたので、その望みをかなえる力になりたい、というファン心理でした。

 とは言え結果的には、初選抜の30枚目から33枚目まで、全て4次で全完売してくれています。五期生に人気が移っているので安泰と断言は出来ませんが、29枚目の20次18部完売からの伸びと、五期生の勢いに呑み込まれずにいるのは素晴らしいです。

・きつねダンスを経て

 こうなったのには、本人の様々な努力があるでしょう。
 対内的(既存ファン向け)には、ミーグリでの明るくノリの良い対応と、ライブでのパフォーマンスの素晴らしさが、勢いを衰えさせない大きな要因だと思います。

 しかし対外的に大きかったのは、きつねダンスの大バズリでしょう。31stでの福神入りは完全にこの効果でしょうし、この余禄は、1年間ぐらい続いている感があります。
 この名刺があるおかげで、様々な番組への出演も増えましたし、スポーツ関係(Bリーグ等)の仕事も、恩恵に含まれると思います。これらは、乃木坂46のグループ内序列との関わりは薄いですが、彼女の今後に資するものは多いです。
 ミーグリ売上を基準としたグループ内での序列など、世間一般はもちろん、芸能界内部の人達ですら何の興味もなく、どんな強みを持っていてそれをどう見せてくれるか、こそが重要だからです。
 その点、十分な爪痕を残している、と言っては言い過ぎ(そんな人は弓木さんだけ)なものの、しっかりと役割を果たしてくれているのは、間違いありません。

 見て来た活躍をあげれば、以下のようになります。
 紅白歌合戦でのきつねダンス。
 TGCやガールズアワードのようなモデル仕事。
 Ray、アップトゥボーイの単独表紙。
 『これ余談なんですけど』『逃走中』での濱家さんとの再会を含めた、バラエティ番組出演。
 舞台への初の出演。

 本当に、よくやってくれました。

 本人は、グループ内での序列上昇にもまだまだ意欲的なようですが、私としては、もうそこに固執することはないのでは、と感じています。序列を決める重要な要素であるミーグリ売上(完売速度)は上記の通り悪くはないですが、五期生には一歩劣るのが現状。ここから更に大爆発というのは、正直かなり困難です。きつねダンスレベルの幸運がもう一度あれば話は別ですが、さすがにそこまでは望めません。
 と言うより、ここまで持って来られただけでも素晴らしいことで、これ以上のミーグリ売上には固執せず、他に目を向けるのが得策なように、私には思われます。
 もちろん、当の本人には別の感覚や考えがあるだろうとは思いますが。

・体調不良

 ただ、活動に影を差しているのが、体調不良です。1月末に一度体調不良でミーグリを途中欠席し、その後もたびたび、体調不良になっています。5月の飛鳥さん卒業コンサート直前にミーグリを欠席した時は、コンサート出演が危ういかとハラハラしましたし、7月の北海道公演後は2週間程度の休養となってその間のツアー公演は欠席、早川さんの卒業セレモニーにも参加出来ませんでした。

 もともと不器用な面はあり、加減を知らずやたらと全力投球をしがちなことで、負担がかなり大きくなっている印象です。選抜入り前から、体調不良に関する言及はモバメやトークで度々ありましたが、実際にミーグリを休んだり、ライブを休んだりするまでになったのは、2023年に入ってから。徐々に疲労が蓄積して行っている印象は否めません。

 恐らくそれを考えてのことでしょう、3月いっぱいで金川さんは『東京パソコンクラブ』から離れました。
 その時は、『芸人動画チューズデー』以来の縁が切れてしまってショックだったですし、何か他の大きなレギュラー仕事が入ったわけでもないのに、と納得出来なかったですが、夏のツアー時の体調不良を考えると、離脱して正解でした。
 グループ内序列はもちろんのこと、今後の芸能界へのアピールも、本人の健康以上に優先すべきことではないからです。

 昨年の早川さんの舞台出演キャンセルが彼女の卒業を早めたことはほぼ確実で、その原因は仕事が多過ぎたための過負荷でしょう。
 常にポジション争いに追われる彼女達は、無理をしてでも仕事を引き受けようとする傾向が強く、自己管理に任せていては過負荷は防げません
 結果、貴重な人材を失うことになったのは、運営としても痛恨だったはずで、同じテツを踏まないように留意しているのでしょう。賀喜さんの一ヶ月の夏休みなども恐らくその一環。歓迎すべきことです。

 アイドルは人気商売とは言え、血反吐を吐きながら仕事をして成果を出そうとする必要はありません。そんなやり方ではまず長続きしない、という実利的な側面もさることながら、最終的に力になってくれるはずのファンは、そんなことは求めていないからです。すぐに他に移るような者、そもそもファンでもないのに文句を言いたいだけの者は、ああだこうだ言うかも知れませんが、どうせそいつらはアテにならないので、放っておけば良いのです。

 ということで、今年も生誕動画を作ったのですが、メディアに出た場面をたくさん集めて振り返るのはやめて、短くして、元気でいて欲しい、ということに主眼を置いた文章にしました。



・これから

 ファンの端くれとして常に応援はしていますが、このnoteやTwitterでの言葉はもちろん、時折送るレターやミーグリでの会話も、無力なものです。
 彼女には、メンバーや周囲のスタッフに加えて、御家族の支えが本当に大きいと、トークを見ている限りですが、思います。
  赤の他人ながら、本当に感謝しています。きっと、「もう辞めなさい」と言いたい時もあったはずなのに。

 四期生からも卒業生が出て来るようになり、金川さんを応援出来る時間があとどのぐらいあるのか、分かりません。ただ、その時間が長かろうが短かろうが、とにかく最後まで、必ず応援を続けます。

 誕生日、おめでとう。笑顔多き一年でありますように。

・追記(2023/11/01)

 この記事は少し前に書いて、誕生日当日に公開したのですが、その日の夕方、金川さんの休業が発表されました。誕生日当日で驚きましたが、ゆっくり休んで欲しいです。

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