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乃木坂46 4期生のこと

 乃木坂46に4期生が加入して一年半(現在は新4期生が加入しましたが、そちらはひとまず置いておきます)。
 4期生単独での露出は3期生に増して多い印象(3期生加入当初は、私はファンではありませんでしたが)です。グループの勢いが更に上がったためでしょう。
 日テレ『乃木坂どこへ』、dTVオリジナルドラマ『サムのこと』『猿に会う』と、質にも恵まれています。

・乃木坂どこへ

 『乃木坂どこへ』は4期生だけが参加するロケ番組という形を取っています。『NOGIBINGO』の後継番組ということになるのでしょうか。
 MCは、さらば青春の光。正直、アイドルと絡むイメージも、MCを務めるイメージもなく、中堅コント芸人、という印象でしかありませんでした。

 番組開始当初は非常にぎごちなく、薄~い内容のロケで四回ぐらい引っ張ったりして、キツイなあ、見てられないなあ、というのが正直な感想でした。
 しかし大塚の古着屋でのファッションショー辺りからだんだん面白くなって来て、ロケ地決定バトル辺りからは毎週楽しみにしていましたし、終盤のクイズ大会、モルック大会は最高でした。

 面白くなって行ったのは、4期生達の努力、制作スタッフの充実もあるでしょう。
 しかし、十一人の新人アイドルとのロケをこなし、各々のことを把握して盛り上げてくれた、さらば青春の光のことを、好きになった乃木坂ファンは多いのでは?と思います。コロナウィルスの影響による新シーズンの出遅れが、とても残念です。
 『乃木坂工事中』では静かな感じが否めない4期生ですが、『乃木坂どこへ』では結構しっかりリアクションして、声も出している印象です(後から音を足しているのかも知れませんが)。是非この調子で行って欲しいと思います。

・『サムのこと』『猿に会う』

 『サムのこと』『猿に会う』では、自然な感じの演技で好印象、というのが全体的な感想です。
 舞台での演技と、映像での演技は違う、という話を各メンバーが再三していたのが、印象的です。

 放送後、原作も読みましたが、特に『サムのこと』は設定が大幅に変わっていました。これはある程度、本人達が役柄を自然に演じられるように寄せたのかな、と思っています。
 特にサムです。ドラマのサムは、主演の遠藤さくらが演じやすい、謎めいたキャラクターになっていました。感情を爆発させるような役は、遠藤にはまだちょっと厳しいかな、と思いますので。

 その点で、早川聖来は、演じるのがなかなか大変な役、かつ一話目のストーリーテラーで大変だったと思いますが、見事に役を演じていたと思いますし、恐らく彼女以外では厳しい、という目算があってのキャスティングだったのでは?と思います。

 『猿に会う』の場合は、主演の三人はごく自然にやれそうな役で、無駄に目力が強い(誉め言葉です)堀が印象に残りました。

・注目メンバー

 そんな中で、私の4期生注目メンバーを、とりあえず二人。本当はもっと挙げたいのですが、キリがないので。。。

 一人は、ラジオレギュラー、専属モデルに逸早く抜擢され、フルスイングのおバカとして魅力を発揮する金川紗耶。

レボリューション金川アップ用

 もう一人は、『キッズ』のあだ名を拝命し、バッティングセンターでも、マリオカートでも、どの企画でもフルスイングをし続ける元気印、清宮レイ。

レイギラギラ

・今後

 二人とも天真爛漫な感じがありますが、悩みが無いわけではない様子。
おバカが面白い金川紗耶も、

この1年間今まで有難いことにインタビューを沢山うけました
その時、
言いたいことが言えない。
上手く伝えられない。

2020/3/13 4期生ブログ

 と語り(現在は解消したと主張していますが)、

 また、清宮は、

「何も気にせず、笑ってるだけの人に思われてて、どうしたらいいかわからないです」
「言わなきゃよかった。出しゃばりみたいだった......」

BUBKA 2020年2月号

 と先輩の高山に、悩みを吐露していたといいます。

 このフルスイングぶりが、今後グループでのポジション向上に幸いするかどうかは、正直分からないです。本人達もそれを承知で、考えながら続けて来ているのでしょう。

 今後も、悩みが尽きることはないと思いますが、それをオカズに旨い酒を飲むような下衆なファンにはなりたくないので、この二人に限らず、自分の居場所をしっかりと確保して(現実はそうは行かないことは承知の上ですが)、楽しみながら活動して行って欲しい、と願っています。

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