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『乃木坂工事中』の存在

 『乃木坂工事中』は、私が乃木坂46ファンになる際に最も重要だった番組で、この番組を見ていなかったら、CDを買うまでのファンにはなっていなかったと思います。
 また、この番組がなくなったら、乃木坂のファンを辞める可能性がかなり高いです。MCがバナナマンでなくなった時も、ファンを辞めてしまいそうです。そのぐらい、重要な番組というか、存在です。

 初めは、日曜の深夜に酔っぱらって帰って来て、何の気なしにテレビをつけた時に、やっていた番組でした。ボーダークイズをやって、堀が落とされていたと思いますが、その時は彼女の名前も知りませんでした。
 でも乃木坂46のことは知っていましたし、日曜の深夜に乃木坂の番組をやってるんだ、ということは認識しました。ネットで簡単に検索出来る時代であっても、『認識させる』ことの重要性は未だに高いと思います。

 ファンになってからは欠かさず見ていますし、『乃木坂ってどこ?』まで遡って動画(違法アップロードですが…)を見まくり、すっかりハマってしまいましたし、いつの間にか全メンバーの名前を覚えていました。今では、毎週の楽しみ、生きる糧です。

 アイドルに限らずどんなジャンル、グループでも、マニアだけを相手にしていては先細りで、ライト層、新規層を引き付けるような何かをしなければなりません。
 乃木坂46のCDの発売は年に2、3回。ライトなファンがそれだけを楽しみにするには、スパンが長すぎます。
 雑誌に出たり、外仕事をすること、そしてそれがネットニュースになること、も大事な露出の機会ですが、テレビバラエティの制作スタッフと優秀な芸人MCにより、面白いことをやろう、という場が与えられ、コンテンツが毎週テレビで提供されるのは、アイドル自身にとってはもちろんのこと、ファンの側としても、とてもありがたいことです。

 加えて『公式お兄ちゃん』の称号に表れているバナナマンと乃木坂メンバーの仲の良さは、時に面白く、時に感動もさせてくれます。
 そして、ひな壇ではやや大人しい時もあるメンバーを前に、二人とも率先して騒いでくれるのが、バナナマンの有り難さ。クイズやゲーム企画での全力っぷりは、単に楽しんでるようにも思えます。
 結局、面白さが印象に残るのは日村がやる変なことだったりもするのですが、別にそれで良いのです。

日村これなんだ
日村すっとこどっこいJPEG


 メンバーはお笑い芸人ではないので、自分が爆笑をとろうとシャカリキになる必要はなく、話題の提供や、流れへの参加、リアクションがしっかり出来ていれば、それで十分だと思います。
 プロの眼からみてどうなのかは知りませんが、私はその点で、乃木坂46とこの番組に不満を感じたことはありません。今後も、楽しみに見て行きたいと思います。


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