ライブで好きになった曲②
ライブで好きになった二曲目です。
・口約束
これも7thバースデーライブ(2019年)、DVDです。
女子高カルテット(秋元、桜井、中田、若月)のユニット曲ですが、既に若月は卒業していたため、代わりに佐藤楓が入っていました。
この曲はピアノのイントロがとても美しいことも魅力ですが、歌詞が何とも泣かせるものです。
ただ、もしCDで聞いただけだとしたら、恐らくそれほど心は動かなかったと思います。
言葉だけを追えば、一昔前の男がイメージする『女同士のさもしい友情』でしかありません。今時、早く結婚したら勝ち、なんて単純に考える女性は少なくなって来ていると思いますが。
ですが、7thバースデーライブの映像を見ると、全く印象が変わります。
曲の終盤で微笑みを交し合う四人と、突然涙を零す佐藤。ライブとしてはクライマックスでも何でもなく、恐らく繋ぎの曲でしかなかったはずですが、私には、このライブでの最も忘れ難いシーンの一つとなりました。
オリジナルメンバーの若月も含めて、誰かが結婚した時、「先を越された」という言葉が出たとしても、本当の祝福の言葉として交わされるのだろうな、と思います。
それがグループ全体の雰囲気になっているのが、乃木坂46の魅力であるように、私には思えます。もちろん、本当のことは外部の人間には分からないのですが、そう思えればそれで充分です。
8thバースデーライブでは、秋元と中田のみで披露したとのこと。また佐藤が入って披露して欲しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?