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アンチはバカだし役には立たない

 この記事では、Twitter等のネット上での発言で心すべきこと、について吐き出させてもらいます。半ば愚痴ですのでご注意下さい。

 きっかけは乃木坂46についてのとある書き込みだったのですが、アカウント名を出して宣伝になるのは業腹なので仮名にしますと、

A:以前はフォローしていたが、その後ブロック。現在、当該アカウントは削除した模様。
B:今もフォローしている。それなりに有名。

 という2人のユーザーがいます。どちらも乃木坂46のインサイダーではありません。Aの発言が、私にとっては大いに問題有りでした。

・Aについての経緯

 Aのツイート内容には当初共感できる部分も多く、そのためにフォローしました。
・事情も知らない一般人が運営にゴチャゴチャ文句を言い続けても雑音にしかならないので、やめるべき。
・どうしても我慢出来ないなら、ファンをやめるべき。
・『日向坂で会いましょう』のバラエティ偏重は良くない。

 ということでした。「運営に文句がある者は去れ!」などと言っているツイートも見ました。
 上から目線感、決め付け感はあったものの、内容自体にはうなずける部分も多かったです。もちろん、全てを礼賛せよとは言いませんが、嫌になったらファンをやめればいい、というのは大原則だと思います。
 また私は以前、『日向坂で会いましょう』についての批判記事を書いていますので、同じような意見を持っていました。

 そんな感じなので一応発言を追っていたのですが、陰謀論じみた発言もあり、その点はどうかな、と思っていました。
 バラエティへの姿勢については、番組構成作家が坂道Gを取り込もうとする功名心のせいだ、などと主張していて、
「テレビマンもそんなヒマじゃないだろ」
「坂道を取り込んだって大した手柄にならないだろ」
 と私は思っていました。

 そのぐらいならまあ聞き流せたのですが、バラエティで無茶振り的なことをやらされた際、頑張った乃木坂のメンバーに対して、
「崩された」
 などとワケの分からない言葉を使って批判(バラエティのノリに逆らえ、と言いたかったようですが、詳細不明)をしていたに及んで、ブロックしました。
 犯罪レベルのことをしたならともかく、そうでないのなら、メンバーの批判をするべきではない。それが私の考えです。批判的な気持ちを抱くのは構いませんが、それを表明するのは慎重であるべきです。
 そもそも運営の批判をした者には文句を言うくせに、何故自分はメンバーの批判を平然としているのか。そう考えて、ブロックしたのでした。まあ、ミュートでも良かったのですが。

 それから一年半ぐらい経った先日のこと。Bのツイートで、
「これは言い過ぎ。中傷レベルではないか?」
 と引用ツイートがあり、引用元のツイートを探ってみたところ、Aのツイートでした(ブロックしていても、相手からブロックされていなければツイートを見ることが出来ます)。
 その時点ではもう当該のツイートは消されていたのですが、A,Bの前後のツイートから察する限り、現在の乃木坂(恐らくは四期生?)は甘えてる、仲良しゴッコだ、といった類の発言をしたようでした。

・Aの思考

 Aのツイートを少し遡ると、運営への罵倒や、メンバー(特に四期生)についての文句が色々と書かれていました。
「運営に文句を言う者は去れ!」
 と言っていた本人が運営の文句を言い続け、しかも全く去る気はないという矛盾っぷりです。
 まあ人間ですので、考えが変わったのだとしても構いません。しかしAの場合は、考えが変わった、という表現は正確ではないでしょう。言動から逆算する限り、
「俺と意見が違う奴らが言ってるのはただの雑音だから黙れ!俺の意見は賢明なる助言だから何を言っても問題ない」
 と言う考えで一貫している、と言えます。どう見てもクソですが、一貫してはいます。

 また、Bに「中傷」と引用ツイートされたことについてAは、
「感情的になって書いちゃったのは確かだけど、中傷だと脅すなんて、言論弾圧だ」
 などと書いていました。
 在日韓国人へのヘイトスピーチを繰り返していた連中が、批判されて逆ギレした際の言い分は、「言論の自由の侵害だ!」というものだったのですが、それとダブります。
 これは、罵声を放つ者にありがちな姿勢の一つで、
「俺は言いたい放題言うけど、他人に何か言われるのはヤダ!」
 という、非常に幼稚な考え方だと思います。

・甘やかし?

 また、Aと主張が近しいと思われる者が、
「ファンレターの体で文句言うしかないか」
 などと書いていました。
 私は、メンバーに対して悪口を言う者はファンとは認めません。その『悪口』には上記のように、発言した本人にとっては『ご指導ご鞭撻』のつもりであるものも含まれます。

 その背景には、「甘やかすことは良くない」論が適切か否か、についての考え方の違いにあります。もちろん私も、甘やかすだけでは成長出来ないと思います。必要なのは適切な指導です。
 しかし、適切な指導が出来るのは誰でしょうか。メンバーは仕事の際、運営や先輩・同期メンバーや、外仕事時の共演者やスタッフから、何らかの指摘や示唆、駄目出しを受けており、そうした指導の方が、ファンの『ご指導ご鞭撻』なんかよりずっと有効です。
 何故ならファンが見ているものは、表面(メディア)に出ているほんのわずかな部分に過ぎず、有効な指導が出来るはずがないからです。ネット上の噂話など何の根拠にもなりません。
「長年アイドルを見て来た俺が一生懸命時間を掛けて考えたんだ!」
 なんて言っても、有効である根拠にはなりません。
 だからファンは、指導しようなどと思う必要はなく、良いと思ったことを褒めれば良いのです。それは甘やかしとは全く違うと、私は考えます。

 Aはツイートを見る限り、アイドルの運営やエンターテイメントに深く関わっている形跡はなく、単なるファンとしての立場に過ぎません。当然、乃木坂46のインサイダーでもあり得ない。Aの周りの連中も同様です。
 だからこそ、Aらが言っているメンバーへの『ご指導』は、単なる雑音、もしくは中傷に過ぎないことは明らかであって、それを繰り返す者はアンチと言うべきです。

・アンチの思考

 ちなみにBのツイートに対する第三者のリプで、
「そろそろ一、二期生オタがアンチに転ずる頃合いだと思っていました」
 というものがありました。確かにアンチには、元はファンだった者が一定数いそうです。
「俺の理想の○○はこんなんじゃない!改めろ!」
 というものです。これは、Aとも共通の感覚だろうと思います。

 エンターテイメント分野では、ファンが色々と物申すことは珍しくありません。そして、それらの意見が顧みられることはほとんど、というか全くありません。
 その理由について、以前noteに書いていた方がいました。それは、
「失敗しても何の責任も負わない者が言っていることだから」
 というシンプルなもので、その通りだと思います。乃木坂に関してもこれが当て嵌まります。

 もちろん、文句を一切言うな、ということではありません。明らかな不手際があれば文句を言いたくなるのが人情。また「こういう方法の方が良いのでは」という意見を開陳することも、大いに結構です。
 しかし、言い方は十分に考えるべきです。他の解釈もあるかも、他の考え方もあるかも、自分の願望や憶測が多分に混じっているかも。そうしたことを顧みなければなりません

 留保を付けずに分かった風に断言した方がネット上の反応が良いのは分かりますが、そんな事のためにメンバーや他のファンを傷付けるのは、間違っています。
 増してその提言が大きな影響力を持つと期待するのも、間違っています。それに我慢出来なくなったのであれば、ファンをやめるべき。誰も求めていない「ぼくのかんがえたさいこうのうんえい」を罵詈雑言と共に開陳し続けるぐらいなら、その方が全てにおいて健全です。

・最後に

 この記事はしばらく寝かせていたのですが、Aはアカウント自体を削除したようです。しかし、アカウントを複数持っているようなので、今日もどこかで、立派な御指導のつもりでアンチ活動を続けていることでしょう。新アカウントもブロック済なので、見ることはありませんが。
 いつの時代も、バカなアンチはいます。ここで何を言っていてもバカはいなくならないですし、上記のAにも届かない、届いたとしても反省するはずがありません。
 それを承知で、吐き出させてもらいました。長文失礼しました。

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