乃木坂46 11thバースデーライブ④:五期生ライブのこと
バスラについてダラダラ書いていますが、この記事では11thバースデーライブの、五期生ライブについて。
・五期生の強み
五期生は、もう誰もが知っていることですが、歌が上手い。私はつい先日、四期生の初ライブ(2019年横浜アリーナ)をのぎ動画で見たのですが、それとは正直、比較すること自体がナンセンス。金川さんを推していて四期生ひいきの私でもそう思うぐらい、圧倒的な差があります。
お披露目前までの期間、その後のスター誕生で鍛えて来た成果の表れでしょう。
・表情
とは言え、皆まだあまり余裕が無いのか、表情が硬めな子が多いな、と感じました。
その中で一際表情が目を引いたのは、中西アルノさん。歌に自信があるためか、表情、特に笑顔にとても余裕があると感じました。とんでもなく整った顔立ちとも、物凄く可愛いらしいでもないと私は思うのですが、それでもその笑顔には人を引き付けるものがあると感じました。
もう一人、余裕があるように見えたのは一ノ瀬さん。本人の弁では、内心ではかなり緊張しているのではないかと思いますが、そうは見せないだけの堂々たる態度は、今後の選抜での活動でも活きることと思います。
・池田瑛紗さん
造形的な美しさで言うと、池田さん。五期生の新曲ではセンターを務める彼女の美貌は、悪い言い方に聞こえるかも知れませんが、人形のような美しさを感じます。
個性的なキャラで人気を得た彼女は、ミーグリ人気も上位。31枚目では3次までで全完売した6人の五期生のうちの一人です。
しかし、選抜入りしたのは5人。ブログでは、自身の実力の足りなさについて言及しつつも、悔しさも露にしていました。
私の解釈では、パフォーマンスをアンダーで磨くことが求められているのかな、と思いました。他の5人に比べて最もパフォーマンスが劣るのが池田さん、という印象があったためです。
しかしながら、五期生の新曲『心にもないこと』では堂々と踊っていて、印象が変わりました。この曲は今までの五期生曲の中では一番好きになれそうなので、MVも期待しています。
・小川彩さん
スター誕生ライブで、歌が上手いことは既に分かっていた小川さん。ダンスもパワフルで、最年少感は全く感じられません。
しかし、メンバーや周囲からの最年少扱いは変わらないですし、それは一つの枷、呪いでもあるように私には思えます。本人が嫌であったとしても、六期生が入るまで扱いは変わることはないでしょう。
小川さんはマイクで、内心葛藤することもある旨を語っていました(冨里さんも)。推測に過ぎませんが、同期から5人が選抜入りし、自身はアンダーに配属されたから、なのだと思います。これは冨里さんも同様です。
特に小川さんは、最年少扱いの割には、ミーグリ人気の最年少ブーストは伴っていない(30部完売した五期生9人の中では最も遅い)のも、悩みの種なのではないでしょうか。
正直、私の推しである金川さんにとっては、選抜入りに関して五期生が脅威なのも現実なので、複雑な思いも少しあります(実際、直近のミーグリ完売状況を見ると、速度では五期生が四期生を圧倒しています)。
しかし、日々悩みながら努力を重ねる彼女達が、少しでも楽しんで活動してくれるよう、しっかり見て行きたいですし、グループ全体を応援したい思いは変わりません。アンダーライブも(当たれば)必ず行って声援を送りたいと思います。
・岡本姫奈さん
最も印象に残ったのは、岡本さんの『SingOut!』。圧倒的なバレエの実力を活かしたしなやかなダンスに加え、この一年間、嫌なものもたくさんあったはずの経験や思いが全て込められたかのような入魂のパフォーマンスは、本当に素晴らしかったです。
しなやかなダンス、と簡単に書きましたが、バレエで国際的な実力を持つ以上、単に上手いとかしなやかというレベルであるはずがなく、「踊りによって何かを表現する」という経験や技術は、現時点でも乃木坂ではトップクラスだろうと思います。
アイドルファンとバレエファン(もしくは審査員)は違うので、アイドルファンにも文脈を伝えられるよう調整して行く必要はあるのですが、それももう出来かけているのではないでしょうか。これからますます期待が持てます。
・これから
五期生の即戦力ぶりは既に周知の事実であって、大量5人の選抜入りも、特に驚きはありません。今後、乃木坂を推進させる大きな力になってくれることを改めてこのライブで証明してくれたので、期待したいです。
というわけで、ここで記事は一旦終了です。
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