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4月20日、朝。 アメとアンガールズと写真。

外は雨。
一昨日の暴風雨もあったから、桜もそろそろ散り時か。

昨日もそんなに天気が良くなったし、こういう時期であるから家にいたんだけども、とある曲のレコーディングをずっと行っていたおかげであっという間だった。
自分史上最もポップなその曲の話は、また後日。

先日、写真について話をする機会があって、その中でも自撮りというか、自分の写真というものについて。

もともと、特に10代から20代前半の私は、写真が大嫌いだった。
なので、自分が写ってる写真がほとんど残ってない。

友達とも、恋人とも、ほとんど写真を撮ってない。
あるとしても、撮影してもらったライブ写真など。

些細なことから、せっかく写真撮るなら自分も写ろうと思うようになった。

それは、テレビ朝日、アメトーーク。
〇〇芸人だったかは忘れたが、アンガールズの山根氏が、

「どうせ写真撮るなら、風景とかだけじゃなくて、その風景に自分も入ったほうがいい。
風景の写真はあくまで風景。その中に自分も入ってることでネタにもしやすい。」

だいぶ大雑把な記憶だが、そんなことを言っていて、それまで自分の写真がほとんどない自分は、地上波が突き刺さってくる思いだった。

何も風景の写真が悪いと言ってるわけじゃない。そういうことじゃなく、もしも旅行先で思い出として撮るなら、撮影する中の1枚でも2枚でも、自分が写ってる写真を撮る。
桜の写真は綺麗だが、ふと第三者が見た時には、綺麗な桜の写真。
そこに自分が映る事で、個人の思い出の写真になる。

そこに、かっこいいとか不細工とか、そんなのも関係ない。大方、写ってるそれが現実のその人だ。振り返れば恥ずかしっかたり懐かしかったり。でもそれをそのまま残す事で、何年後かに笑えるような。

例えば、私は10代中頃から20代前半まで今よりずっと痩せていて金髪だったが、もっと写真を撮っておけば良かったし、震災後、一度坊主にした写真ももっと撮っておけば良かった。

そんなこともあって最近は、自分の写真を大切に思っている。
前より痩せたとはいえまん丸い顔。

どうあれ、これが今の自分。そんな気持ちで。

せっかくだから、みんなも、写真苦手、という人こそ撮っておくのをおすすめするよ。

それではまた、おたよりします。


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