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いい転職活動の定義についての検討

LIBZサービス責任者(個人ユーザー様向け)の中野です。
今日は何か答えのある話をするわけではなく、個人ユーザーの方にLIBZを通してどういった価値提供をしようと考えているのか。それにあたり、どういう”問い”を考えているのかについて、考え中のことをつらつら書こうと思います。

突然ですが、「いい転職活動とは〇〇である」という定義を考えたときに、
〇〇に入るのは何でしょうか?
「多くの求人から探せること」「エージェントに伴走してもらって効率的に進めること」などなど、いろいろ考えられるように思います。

前者の場合は「求人数」をとにかく増やした方がいいでしょうし、後者であればいかに人力支援をするかを考えるなど、事業活動においてどこにリソースを集中するのかを考えたりするのかな、と。

ではここで視点を変えて、他業界における「いいXXは◯◯である」について考えてみようと思います。

いいダイエット方法とは

例えば「いいダイエット方法は〇〇である」とするとどうなるでしょうか?
「しっかり運動をすること」「しっかり食事制限をすること」などのアプローチがあると思います。

ちなみに体重を1キロ減らすには、約7,200カロリーほど消費する必要があるそうですが、単純計算をすると、1ヶ月で1キロやせたいのであれば、1ヶ月トータルの「(消費カロリー)-(接種カロリー)」が7,200カロリーになればOKであり、30日に換算すると1日240カロリー消費カロリーが高くなればOKという理屈になります。

上記の内容にフォーカスすると「いいダイエット方法とは”カロリー管理”である」という定義もできるかもしれません。

ここで示唆ある内容としては、ダイエットのためにはただ走ればいい、運動すればいい、食事制限すればいい…というものではなく、「正しい知識」および「自分自身の解像度を上げる(日々どれくらいカロリーを接種、消費しているか)」という要素が重要であるという点です。

いい投資とは

続いては、投資について「いい投資方法とは〇〇である」で考えてみます。

細かい投資手法的な話をするつもりはないのですが、単純化すると「ハイリスク・ハイリターン」のアプローチと、「ローリスク・ローリターン」のアプローチといった定義ができると思います。

そして本人は意識していなかったけど「正しい知識」を知らないがゆえに、「ハイリスク・ハイリターン」のアプローチをとってしまい大損してしまった。

「ローリスク・ローリターン」だけど、高い確率で着実に積み上げていける可能性があるアプローチも存在する中で、「投資=ハイリスク・ハイリターン」と思考停止してしまい、実行に移せないケースもあるかもしれません。

案を出せばきりがないようにも思いますが、「正しい知識」および「自分自身の解像度を上げる」という要素はここでも存在していそうな気もします。

では再び、最初の話に戻り・・・

いい転職活動とは

話を「いい転職活動とは〇〇である」に戻したいと思います。
前述したダイエットの例のように、転職活動においても「正しい知識」と「自分自身の解像度を上げる」ことはとても重要なことだと捉えています。

1社で長く働くことが当たり前の時代から、昨今は転職を経験する人の割合の方が多くなってます。
そのため、転職活動を行うため手段は多様化され、あらゆる情報が世の中に溢れています。

にも関わらず、何となく求人を探して面接を受けるという活動を行なっている人が多い印象を持っています。

つまり、ダイエットでいうと知識なく、ただ「走れば痩せる」という定説の中で、それが自分に合った手段かどうかもわからずに必死にランニングしてみた…という状態です。

それでも転職できるケースがほとんどかもしれませんが、「いい転職活動だったか?」という問いに対しては必ずしも「Yes」ではないと思っています。

そのため、LIBZは転職活動を行う個人様にとって「いい転職活動とは何か?」という問いについて考える余地のある領域と定義しています。

特に2024年は、LIBZでは個人ユーザーの方に「いい転職活動」を実現していただけるよう、さまざまな取組みを実施していく予定です。

ぜひ、2024年のLIBZもよろしくお願いいたします。