【乳がん闘病記:63】脱皮(2回目)。そして順調なホルモン療法。

11月4日木曜日。
早いもので今年もあと2ヶ月足らず。
北部九州ではようやく紅葉が始まり、深まる秋を感じる今日この頃です。

11月1日
月に一度の定期健診に行って来ました。
今回は血液検査も触診もなく
先生に体調や生活について伝えてお薬をもらうのみ。

何か体調面で変わったことは？と聞かれ
先月同様、全く何も変わらない。
変わらなさ過ぎて、逆に大丈夫なのか心配になるんですけど(笑)と今回も話したら

がんの治療＝辛いって連想するけど
みんながみんなそうじゃない
何も起こらない人も実は沢山いるから、と先月同様に諭される私。
あ、でも！

「そうそう！1つ変わったことと言えば
10月の生理は異常に量が少なく、短期間で終わりました。
だから次、早めに来るかなと思ってたけどまだ来ませんね。
もしかして、このまま閉経するんですかね。」

そう尋ねると
「それも今の段階では判断出来ないね。」とのこと。

このまま閉経する人もいれば、たまたま先月がそうで今月はまた普通の量に戻る人もいるから。
まぁでも、生理が頻繁に来るようだったり量が多いようなら不正出血の疑いがあるから婦人科の受診を勧めるけど少ないならね。
問題は多分ないと思うけど、様子は知っておきたいから今後も生理はメモ続けて。そして毎月状況教えて下さい。

分かりました、と答えつつ
でも、もう閉経に向かっている気がする私です。
明後日が予定日だけど、これまであった生理前の腰の冷えや腹部の張りみたいなのがないし
何となく、先月の生理でそう感じました。
子宮が最後の力を振り絞っているような。

でも
閉経したと思ったら半年後に復活した！なんてお話もアチコチで聞くもんな～(笑)。
しばらくは要観察ですかね。

胸の皮膚の様子も聞かれ
皮膚は赤みはあるけれどさほど乾燥や突っ張りなどは感じない、とお伝えし

「皮膚はさほど硬いと思いませんけど、胸の内側がまだ少し硬くて押すと痛みを感じます。」
とお話しすると
「まぁ、もう少し時間はかかるよね。保湿ケア、とにかく今後も頑張って！」
とのこと。

あまり皮膚に負担をかけてはいけないと思っていたので軽く撫でるように保湿剤塗ってたけど
乳房を動かしながら、マッサージするように塗っていいらしいので
皮膚の内側も柔らかくなるように、今後は保湿＆マッサージケアしていこう！

そう思って病院から帰った夜
張り切って保湿剤を胸に塗り、マッサージしようとしたら・・・

ん？
何か、指にポロポロついてくる・・・。

そう言えば
胸の皮膚もいつもにないザラザラ感。
そしてマッサージする度にパラパラと落ちる茶色い・・・
皮！？

何と！
乳輪に続き、乳房全体の皮膚も脱皮！！

ちなみに全然力は入れてないです。
ゴシゴシこすったワケでもないのですが
薄皮一枚、指が触れる度に剥がれ落ちるという感じ。

そして放射線でダメージを受けた皮膚がなくなると
その下からはお久しぶりの白肌が。

手触りもしっとりツルツル。
ほとんど左と変わりません。

あれ～っ！？
元に戻るまで数年と聞いていましたが
こんなに早くて大丈夫(笑)？

元々かなりダメージが少ない方だったみたいなので
回復も早いだろうとは思っていましたが
それにしてもこんなに早いとは。

実は来週
2年ぶりに旅に出る予定なんですけど
で、宿泊先に温泉があるんですけど
もしかして入浴可能かな。

診察前にこうなってたら
先生に相談したのになぁ～。

まぁでもとにかく
皮膚も体調も順調すぎる程順調で有難い限りです。
今後もこのまま平穏に生きていけたら。

ということで今回のご報告はここまで。
次回はどうかな
旅の話になるかな～と思います。

それでは
朝晩冷え込むようになってきましたので
皆様もお身体にはくれぐれも気を付けてお過ごしくださいね！