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人生どん底だと感じた時の処方箋【FromわたしToわたし】


「もう終わりだ」
「きっと何をやってもうまくいかない」

たまに訪れる、そんな心境。
そんな心持ちになってしまった時に、あるいは生きるために、自分自身に試して欲しいことをまとめてみた。

必要があれば修正するかもしれない。

①ひたすら寝る・ゴロゴロする

この世界を生き抜くにおいて、なにより良くないことは睡眠不足。
その次に退屈だと実感している。

どのくらい眠れば十分なのかは、その時々の精神状態にも大きく左右される。
「何時間寝たから大丈夫なはずだ」と言い聞かせてエンジンを空焚きしてしまうのだけど、疲れが取れていない時は、そんなことにすら気が付かない。
そんなことを繰り返せばあっという間に悲観的な自分の出来上がりだ。

体からsosのサインが出た時は、本当は出る前に、
とにかく寝る。何も考えずに必要以上にゴロゴロしてみてほしい。
意外と疲れていたことに気がついて、また笑えるようになるから。

②お風呂に入る

気持ちがどん底の時は生活がままなっていないはずだ。
私はご飯を食べなくなることは少ないけれど、お風呂がめっぽう面倒くさくなる。
意外と体力が必要なんだよね。
だけどお風呂に入らずに寝てしまうと、筋肉の強張りが取れない。
そのままでは眠りが浅くなるし、体の疲れを持ち越してしまう。
(子供の時はそんなことなかったのにな。)
光熱費は気にせずお湯を溜めよう。

お気に入りの入浴剤やアヒル隊長がいるとなお良し。

③サプリメントを飲む・プロテインを飲む・定食屋さんに配達してもらう

どん底で生きる意欲がない時には、おそらく自炊はできていないし、間違ってもそんなことしようとしなくて良い。
あなたは食べるだけで偉い。
ただ、さっき食べないことはないと書いたけれど、放っておくとエンプティカロリーが中心になってしまう。
タンパク質が足りないと正しい満腹感は得られないし、ビタミンが足りないとメンタルは回復しづらい。

まずはサプリメントからでも良いから栄養摂取してほしい。

それが出来たら、Uberで美味しい定食屋さんを見つけて届けてもらおう。
お金を払うだけで栄養バランスの取れた美味しいご飯が家で食べられる。
なんて良い時代なんだ。

外に出る気力が出てきたら、海の近くまで足を運んで、美味しいご飯を食べるのが最高だ。

④今あるものを数えて書き出す

「無いものは無い」ってワンピースのジンベエ親分も言ってたけど、本当にそうなのだ。
どんなに泣いても喚いても、失ったものは帰ってこないし、今ないものは無いのだ。

だけど、それは悲しいことばかりではない。

だって、今の自分に何があるか?
コレから何を得られるか?
よく見渡して欲しい。見つけて欲しい。
以前には持っていなかった、いろんなものがあるはずだから。

何も見えない?それなら、見えるまではフラペチーノでも飲んでiPadで絵でも書いてブラックジャックでも読むと良い。コント番組を見て笑えるくらいになったら、そのうち見える。

一例として、あるものとないものを書いておく。
私は生まれた時に病気を抱えていて、生後すぐに治療してもらってなんとか二足歩行が出来るようになった。
今では特にドクターストップとかは無いんだけど、やっぱりジョギングすると1ヶ月くらいは関節が痛む。
(その代わり、筋トレには励むべし)
他にも幼少期に大きな病気を経験した。

今でも体調を崩すことはあるし、先日とある手術をしたことをきっかけに調子が崩れてメンタルが荒んでしまった。
だけど、今はもう回復しつつある。
病気を経験してきた分、早めの対処も基本的には得意。

大人だから、自分で痛いとか辛いとか言わないといけないし、休憩を申し出ないと休めないのは(体調の変化に気がつきづらい自分としては)苦しいところなのだけど…

たくさん休んだら、今の自分に何を補えるか見えてくる。
あるものはあるし、ないものはない。
失ったものだって、必要ならまた巡り合う。
そういうふうに出来ている。

⑤感謝する

今あるものに目が向けられたら、きっとそれらに自然と愛着や感謝が湧いてくる。
無理やり思い込む必要はない。
ただ、あるがままを愛でることになる。
人生は見え方で8割が決まる。
これだけで何があっても大丈夫に"なる"。
今までそうやって生きてきたんだ。
これからもきっと大丈夫にしていく。

⑥勉強しよう

きっと、どん底期には、仕事や人間関係がこじれて辛くて仕方ないと思う。
世界も他人も怖くて怖くて仕方がなくて、負けてしまいそうで、未来が見えなくてどん底なのだろう。
だけど、それはむしろ成長のチャンス。
変化の時が訪れたんじゃないかな。
なんなら、自分でもそれを望んでいるかも。
⑤までの間でたっぷり休んで甘えて堕落を楽しんで、何かを見つけたら、今度は未来の自分のために足りないものを吸収していこう。

生きるために必要な栄養を必要なだけ自分に与えよう。
何が足りないのか、何ができるのか。
気がつくまでは漠然と苦しいから、その時は飽きるまで悩もう。

⑦人生の地図を作る・修正する

ここは慌てて取り組んではいけない。
ものすごく元気がある時だって上手く出来る保証はないんだから。
これ以上は休めないっていうくらい休みきって、「さあ、どうやって生きていこう?」という視界にまで広がったら、閃きとともに見つかるかも。

一つだけ言っておきたいのは、人生は何度でもやり直せる。
何度でもやり直せる。
信じられないだろうけど本当に。
世界のどこかに居場所を作れる。
ほんの何人かに断られても拒絶されても傷つけられても、真に受けてはいけないよ。
何かしら道はある。
好きや得意、ホッとするアンテナを見つけ直そう。

これら全ては出来なくても良い。
間違えても良い。
もっと良い方法があるかもしれない。

まずは生きよう。この世界で。

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