昔より、出来ないことが、増えていく。
奇しくもタイトルで短歌が完成した。
それはさておき、私がつねづね実感する事柄の一つに"退化"がある。
齢26ではあるのだが、わたしは人生のほとんどの時期において「あの頃がピークだった」と半生を振り返ってしまう癖がある。
あの頃というのは大きめに見積もっても小生が小学生の時分のことである。
いつでもわたしは、何かができるようになることと引き換えに、必ず他の何かができなくなりながら今のいままで生きてきた。
だから実際にはトレードオフで50/50でWin-Winでイコールになるはずなんだ。
なのになぜだろう、いつも不全感がつきまとう。
「あの頃の方がいろんなことができていた」という気分の檻に閉じ込められて、息ができなくなる。
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