四上南


かなり間が空いてしまいました(ひと月以上、ほぼ麻雀をやっていなかった)。
天鳳を打ちつつ、使った手筋を書き記したり、知識が曖昧だった部分を埋めたりして、勘を取り戻したいです。


序盤の雀頭有りターツ不足の手で、基本的に孤立役牌>役に絡まない孤立19牌。1pにくっついても悪形のみ手なので、副露手役を見る。


親リーチを受けて当然ベタオリ。
押し返せないので、脇にも備えて5mを抜く。


ダブ東を鳴かれており、受けながらアガるのはほぼ無理。
ほとんど当たらない4s切り。
NAGAは中を切るようです。


7s手出し 7pを通されているのでリセットする。


うーん。他で雀頭ができた時に、2pより2sが残っている方がよいからでしょうか。或いは打2pとしてツモ3pは345三色の目でフォローされているからでしょうか。
意外でした。

9sが切られていなければより打2pに寄りそうです。


ちょっと難しいです。
ドラ白は鳴かれる損失もあるので切らないとして、打7pか、手役を最大限に見る打8sかでしょうか。

「孤立役牌ドラを使えるかポンされるか、期待値で900点か-1500点か。たかが孤立役牌1牌の扱いで局期待値が2000点とかいうレベルで変わってしまう。
しかも、役牌がドラになる確率は4/34で、配牌で孤立牌(1枚持ち)になってる確率が約30%、両者かけて3.5%。約30局に1回遭遇するので、そこそこの頻度があります。(そんなにレアケースではない)
結構難しそうだけど、いろいろとこねくり回して調べてみる価値のあるテーマだといえると思います。」(以上、nisiさんのブログから引用)

後で調べたところ、この場合に白を切ってポンされる確率は約20%、5回に1回くらいです。
1巡目に切っておけばポンされる確率は7~8%、10回に1回も鳴かれずに済みます。
アガれそうだが打点が必要ない場面で第一打にドラ役牌を切るのは有効ですね。

NAGAは形テンでチー発進。
実戦迷いましたが、こういう鳴きは慣れていないというのもあって鳴かず。
自家が親である、鳴きで安牌を消費しない、一発を消せる、と様々な条件が噛み合っての鳴きでしょう。


タンヤオ牌でブクブクにしていいものか迷いましたが、6sはツモ5sだけなくツモ7sがリャンメン形成。6s、4sと切ると親に鳴かれてアガられてしまう可能性も高い。打白でよいとのことです。


中盤に入り悪形含み二向聴、親を含む二軒が仕掛けている。ほぼオリに意識を傾ける場面です。とはいえこの6mくらいは切ってよかったですね(2mも完全安牌ではない)。


ドラ5m。タンヤオか役牌で鳴いてアガりたい。
2巡目とはいえ、副露手役が崩れる悪形ターツしか形成しない1pはほぼ要らない牌。安全度の高い9s残し。稀に索子一通もありましたか。


6sの被所持率が高いため、七対子に決めるなら打6s。クイタンの含みを残すなら打2s。
メンツ手はほとんどないなと思いつつ、打6sと打2sでは七対子手としての価値にも大差なく、メンツ手の可能性を見落として決め打ちしてしまう損失の方が大きいだろうと日和って打2s。

NAGAで答え合わせすると、メンツ手はないという結論でした。
七対子は一向聴。クイタンはターツ充足・無メンツの三向聴。
七対子一向聴を崩してまで直ちに鳴く牌はなく、次に7s引きなどで中を切ると七対子手としての価値が落ちます。


出る5p
5m横伸びは役無しのため受け入れが狭く、少し迷ったのですが、巡目が早めで打点がべらぼうに高いため、ポン打1pで押し返してよいとのことです。


トイトイドラ4+1で7翻。
カンしても自家の打点は上がりづらく、悪形待ちなので、5pカンせずツモ切りました。
NAGAのカン判断は信じていいんでしょうか?

四麻の対リーチ加カン判断まとめ
・リャンメン3,900以下は、対親の1翻以外はカンする。
・リャンメン満貫は、ドラを加カンして確実に打点が上がる手はカン(局収支が非常に上がる)。それ以外はケースバイケース(ドラ加カンする4翻手>カンする5翻手>カンしない4翻・5翻手>カンする4翻手だが、それぞれ微差)。
・悪形1,000点はカンしない。対子で悪形3,900、悪形2,000は流局間際以外カンする(特に3,900はカン有利の度合いが大きい)。
・悪形の対親リーチは、3,900手牌の11巡目までカン。それ以外はカンしない。
・悪形満貫は、ドラを加カンして確実に打点が上がる手は大差でカン有利。ドラポンでない4翻手はカンしない。それ以外は微差(ドラポン4翻手は同程度、ドラポンでない5翻手は微差でカンしない寄り)。

nisiさんの『現代麻雀最新セオリー』、および以下のブログ記事に依拠

 
とりあえず、この手はカンせずでよさそうですね。


ツモ1pやツモ3p(1pフリテン)で三色の可能性があるが、ツモ中の方が明確によいとNAGAは判断している。


このフリテン含み2pの評価が他の孤立28牌と比べても低いのですね。うーん。


東が枯れており、2m2枚切れ。打3mで七対子との天秤にする。次に対子ができれば七対子、順子やリャンメンができれば東を落としてメンツ手にする。

結果3着でした。

内容は、雑打ちでなく麻雀を打てたのが本当に久しぶりでしたし、自分なりにはよかったと思います。

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