表情は他人(ひと)のためにある
「つまらなそうな顔してますね…。」
先日、こんな失礼なことを言われたんです!
そう言って怒っている人がいた。
「これが私の顔だから…。」
たしかにそうかもしれない。
それでは、仕事場の上司が常に不機嫌な顔をしていたらどうだろう?
仕事が楽しいだろうか?
仕事場に着くなり、
一気に暗い気持ちになってしまわないだろうか?
部下は、上司の不機嫌な顔を見て、
「その不機嫌な顔何とかしてよ!」とも言えず、
ただひたすら耐えるしかない。
そう思うと、
「つまらなそうな顔してますね…。」と、
言われた人は、まだ救いがあると思うのです。
その声かけをどのよう意味づけするのか?
私たちは、お互いに関わり合って生きている。
表情は他人(ひと)のためにある。
もし、そのように意味づけするなら、
その瞬間から何かが変化しはじめるだろう。
「これが私の顔だから…。」
そう言っている間は、
まわりとの関わり合いを自ら断ち切っていることに気づけない。
自分の内面の状態が、自分の外側の状態…。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。