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人生は、存在価値、関係価値で捉える

人間はひとつの商品とみなす考え方。

人の価値を職業やいくら収入がある、
そういうことで評価する、
お金に換算する、
それは、商品価値であり、
人を使用価値として捉えている。

就職活動の際には、
社会の求める有用な資格を取得して、
自分の市場価値を高めようという考え方が主流である。

だから、
会社にエントリーして、
面接にもこぎつけることができない、
このようなことが続くと、
自分には、市場価値が無い…。

本気で落ち込んでしまう。

市場価値がないと、
自分なんて生きている意味もない。
最終的には、
このような考えに至ってしまう。

自分の人生を
市場価値という
1つの軸だけで考えてはいけない。
それは、人生における、
ほんの一部の考え方だからである。

人生は、存在価値、関係価値で捉えるべきだ。

私たちは、この世に存在するだけで、
多くのものを他人に分け与えることができているのです。

ただ、人が、個人として分断され、
まわりとの繋がりが希薄になるとその実感が持てず、
自己責任で生きていかなければならないと思い込んでしまい、
その思い込みと、
市場価値というものが絶妙に結びつき、
自分自身を苦しめる。

多くなくていい、
人との繋がりを大切にして生きる。
その繋がりの中で、
他人に愛を与えること。
それが人間の存在理由であり、
存在価値である。

だから、愛をお忘れなく。
どんな小さなこと、
些細なことでも、
愛に満ちた行動、
不安でなく、
愛を出発点とした行動は他人に影響を与えます。
他人に貢献し、喜ばせることができるのです。

「(喧嘩したり、いろいろぶつかり合ったけど)駆け足で過ぎ去っていったあの日が人生そのものだった…。」

繰り返しになりますが、
この言葉は、
後悔ではなく、
私たちは、この世に存在しているだけで、多くのものを他人に分け与えることができているのです。
存在価値、関係価値の大切さを訴えているのです。

人生はわからないことだらけで、
人生そのものは謎だらけ。

私たちは、
私たちなりの謎解きをしながら前に進んでいく、生きていく。

しかし、わからないからこそ、学びもあり、人生は愉しい…。

私たちはどんなに学びを深めても、
人生を知り尽くすことはできない。

もし、そんな日が来たら、
人生の喜びを感じることができなくなってしまう。
感動や感謝の気持ちがなくなっては、
生きている意味がない。

人生の歩み方は、人それぞれ。

夢や希望も違うし、
経験することも、
全員違う。

でも、ひとりひとりに、
素晴らしい出逢いがあり、
素晴らしいことが待っている。

毎日が忙しく、
心を亡くしてしまうこともありますが、
少しでも足を止めて、
余白を愉しみ、
今この瞬間を楽しむことを心がければ、
素晴らしい出逢いが、
素晴らしいことが、
自ずと見えてくる。

人生は、存在価値、関係価値で捉えることで、
人生に意味が生まれる。



人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。