どうせ私なんて…
何をやっても、うまくいかない。
うまくできない。
できないことだらけ。
「どうせ私なんて…」
と言いたくなる。
一度心が落ち込みだすと止まらない。
「どこが悪い?」と自分にできないことを探すとこうなります。
何ができていない?
他にできていないことは?
何が原因?
このままだとどうなる?
何をすべき?
↓
気持ちが暗くなる
↓
「どうせ私なんて…」
自分責め(自分の悪いところをひたすら追求する癖のこと)
こうなると、自分一人の力ではなかなか脱出できなくなります。
車がぬかるみにはまり、タイヤが空回りしている状態です。
どんなにアクセルを踏んでもタイヤは空回りして前に進めません。
前に進めないだけでなく、
ぬかるみの泥をまわりにまき散らしまわりの人も迷惑します。
そんなときは、他の人の力を借りて、後ろから押してもらったり、
タイヤの下に何か入れたり、
みんなで抱えて少しタイヤの位置をずらすとアッという間に脱出できます。
勇気がくじかれ、
迷っているあなたに必要なのは、
自分責めをして、
思い悩む時間ではなく、
否定も肯定もせず、
ひたすら話を聞いてくれる人と対話をすることです。
人は対話を通じて、
自分の考えていることを理解できるのです。
誰かに自分の想いを伝えようと、
頭の中の思考や感情、
感覚を言葉にしていくことで、
自然と想いが整理され、
自分の本当の気持ちに気づくのです。
今の苦しい状況を一気に変えることができませんが、
考え方、視点を変えることはできます。
例えばこんな風に。
何ができている?
他にできていることは?
本当はどうなったらいい?
何を大切にしたい?
何からなら始められそう?
どんなことなら始められそう?
↓
わくわく(ウキウキ)
「どうせ私なんて…」と思える状態でも、
何もできていないわけじゃない。
必ず、できていることはある。
そう思えないかもしれないけど、
必ずできていることがある。
それを、疑わない。
自分を信じる。
わくわく(ウキウキ)する心と、
現実にできていることを重ね合わせ、
その重なっている部分を少しづつでいいから広げていく。
これでいいんです。
いや、これしかない。
「どうせ私なんて…」と、
自分責めをする前に、
できることはある。
そうそう、
自分責めって、
「癖」です。
なんで、自分責めをするのかと言えば、
そういう「癖」がついているからです。
「どうせ私なんて…」と、
自分の立ち位置を確認することが、
「癖」になっているのです。
「癖」は直すことができます。
時間はかかったとしても、
直すことができます。
焦らないけど諦めない。
どうせ人生はうまくいく。
人生で最も大切なこと、それは 笑顔で心穏やかに生きること。これだけで、私たちは、人として価値がある。これだけで、私たちは、まわりの人に貢献でき、まわりの人を幸せにできる。