客室庭園露天風呂付き!箱根小涌園 三河屋旅館宿泊記(2022年1月)
創業明治16年「伝統と風雅の宿」、箱根にある三河屋旅館に宿泊しましたのでレポートします。
三河屋旅館の概要
明治16(1883)年創業以来、約140年の長い歴史のある重要文化財にも指定されている「三河屋旅館」。
https://www.hakonekowakien-mikawaya.jp/
画家/竹久夢二、歌人/与謝野鉄幹、晶子夫妻、中国革命の父・孫文が泊まったこともあると言われる旅館で、明治時代の面影が今でも残っていて、「本館」「別館」「離れ」が点在しています。
旅館全体が広大な敷地の庭園の中にあり、自然に囲まれていて、歴史を感じられる建物がそこに溶け込む姿は、見るだけで癒されます。
新宿小田急線からロマンスカーで箱根湯本駅へ
今回はロマンスカーGSEに乗ります。
ランチバッグにはビール!!ロマンスカーといえばビールです!
今回乗るのはロマンスカーGSE。展望席付きの、新しいロマンスカーです。
なんと予約したのは最後尾の展望席です!最高の景色でワクワクが止まりませんでした。
三河屋旅館に到着
箱根湯本駅から路線バスで蓬莱園まで20分程度。カーブだらけの山を登り、旅館に到着です。この歴史的な佇まい、すごすぎる!
蓬莱園は大正はじめ、小涌谷温泉 三河屋旅館の創業者・榎本恭三氏が開いた約5,000坪の庭園はツツジの名所として知られています。自由に散策することができて、春の桜や秋の紅葉が見られる庭園としても親しまれています。
きっと紅葉の季節に来たら美しいと思います。
チェックイン後即、和菓子とお茶のウェルカムドリンクで迎えてくれました。フロントはこんな感じ。
今回宿泊するのは離れ
三河屋旅館には本館、別館、離れの3つの建物があり、今回は離れに泊まります。離れはなんと一室一棟の平屋建てで全部で四棟あり、全室庭園温泉露天風呂と内風呂付きです。つまり、客室に2つ温泉がついている!
本館から離れへはちょっと離れています。本館を出て直ぐ、以下の右側の砂利の細道へ入ります。
本当に山の中にある旅館ですね。
細道を抜けると、自然に囲まれた広い道路が現れます。
坂道になっています。これを登っていきます。
すると階段にたどり着き、左手に離れの建物が現れます。
今回泊まるのはこちら。客室が一棟丸ごとって言うのが贅沢すぎてワクワクします。
三河屋旅館離れの客室ルームツアー
では早速お部屋を見ていきましょう!
まずは和室10畳。外はお庭になっています。
続いて寝室。寝室が別になっているって広い・・
そして内風呂!露天風呂もみえます。
こちらはメインの客室庭園露天風呂!秋に来たら美しそうだ・・・
チェックイン後即、風呂に入りました。
あまりにワクワクして大慌てで風呂へ。ビールと梅干し持参!
※飲酒しながらの入浴はとても危険なので、程々にしてください。(しなかったけど。笑)
もう、至福すぎて、ここに住みたくなってしまいました。温泉はそんなに好きではないのですが、プライベート空間で誰にも邪魔されずに入る温泉は、楽しい。
ゆっくり温泉に浸かったあとは、夕食前に展示室へ
創業140周年、重要文化財の三河屋旅館には、かつての客室が再現、展示されていました。
壁にかかってるのを見ると、昭和レトロだ!
三河屋旅館の夕食
旅館の夕食です!前菜、お作り、鍋料理のメニューを見ると実に豪華!夕食は本館が会場で、離れが遠くて、浴衣で来ると寒かったです。できれば部屋で食べたかった。
ビールは幻の白穂乃果!柚子豆腐、カモロース蒸し煮、山菜胡麻和え、フォアグラのフラン、アンコウのフリット、鮪、寒鰤、真鯛、烏賊ソーメン、近衞八幡蒟蒻、鍋(静岡県産鹿肉、箱根山麓豚、静岡県地養鳥の自家製つくね、ブランドやまゆり牛)など、何を食べても美味しかった。でも、動けないぐらい満腹になりました。笑
休憩してまた夜風呂へ。
満腹なのでちょっと休憩し、また夜風呂へ行きました。至福の時間パート2!今回は本気です。氷持ち込み!
至福すぎて何時間でも入っていられました。お酒もおいしい。
朝風呂に入って帰ります。
ご飯の時間と寝ている時間以外、ずっと温泉に浸かっています・・・朝6時に起きて早速風呂。朝6時はまだ暗くて夜みたい。もちろんビール持参。雨が降っていたので内風呂です。
内風呂だとちょっと狭くて足が伸ばせないので雨でも仕方ない!ということで露天風呂へビール持参で行きました。
やはり風呂に入りながらのビールはうまい!
朝食会場へ
朝食も豪華です。普段朝は食べないので、食べ切れるか不安ですが。
お米がすごい量・・・再びお風呂に入り、お別れを告げます。本当に住みたい…
帰りは箱根登山電車に乗りました。山を下る電車は自然をじっくり眺められて楽しかったです。雨だったのが残念。
帰りはロマンスカーVSE。
残念ながら行きと同じ最後尾の席ではなかったですが、それでもこの位置は満足。そもそも雨で外はあまりみえませんでした。
最後に
初めて箱根に行ったのですが、旅館ステイだけでもこんなに楽しめるとは。温泉に一生入っていられそうなそんな宿でした。入りすぎて夜は皮膚がヒリヒリしました。笑
また箱根旅行の際には客室露天風呂付きの部屋に泊まりたい!
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