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世界観(2020年7月)壱

 今の私の世界観を表すと、”自然調和と身体性拡張”である。自分の作りたい未来の世界を定義するためには、それを細分化する必要がある。なぜその考えに至ったかをなぞっていこう。

・未来の日本のために天職を探そう

現在進行中の少子高齢化だが、この問題を解決するためには、一人一人の生産性を向上させ、最適な人材リソースの分配が求められる。限られた労働人口に人でしかできない仕事を振り分ける。アニメ『サイコパス』がまさにそんな感じだ。ストレス耐性をベースに最適な職業を人々にAIが割り振る。共産主義的で人権を侵害しているかもしれないが、非常に合理的だと思っている。それで自分では見つけることのできなかった天職を見つけられるのならそれはそれで幸せではないだろうか。とは言いつつも職業選択の自由を手に入れた人類がそう簡単にこの権利を手放すとは思えないので実現されることはないだろう。でも、就活のタイミングで『君の今までのSNSの閲覧履歴や経歴を踏まえて〇〇が向いていると思います。』みたいなサジェストをすることでリソース配分の最適化を促すことができるかもしれない。産業に対して必要な分の人間を配分することは日本、または成熟国には必要になっていくかもしれない。人材リソースの配分がわかれば、文系大学生大量発生を事前に防ぐため、教育機関も何らかの対策を講じることができるようになるだろう。例えば、高校の時点で理系文系の割合を統括し最適値を算出できれば、『文系の割合が多い高校は、他の高校から文系枠を買わなければいけない』のような政策を立案できるかもしれない。日本人は限られた人数しかいない。当たり前だが、あまり感じたことはないだろう。日本人であるからには日本の生産性のためにも生産性の高い職業につかなけばいけないなとつくづく思う今日この頃である。

・未来の日本のためにいらない人を減らそう

少子高齢化問題への労働人口最適化的解決と対になるのが、省人化だ。省人化とは、人間は人間しかできないことをやってAIやロボットができることはお願いしちゃいましょう、ということである。代替可能なことを日本人にやらせていられるほど、この国は人材豊富ではないのである。だから”いらない人”=ロボットでもできることをやらされている人を減らさなければならない。そのためには、ロボットにできないことを明確にし、人間にしかできないことのハードルを下げることが必要がある。人間にしかできないこと、それは新たな価値を産むことや問題を見つけることだ。漠然としたことだが、例えばウェブサービスがそうだ。ツイッターをAIはもちろん生み出せない、これは人間にしかできない新たな価値創造である。ツイッターのようなウェブサービスを作るためにはプログラミングのスキルが必要だが、プログラミングは難しいものだと思っている人が大半だろう、そこでプログラミングのハードルを下げ、誰もが思いついたウェブサービスをリリースできるようになる。そうすれば、人間しかできない価値創造に取り組むウェブクリエイターが増える、安易ではあるとは思うが、色々な人間独自のスキルの大衆化を行うことで省人化はより進め安くなり、社会益も増加する。いらない人なんていない、みんなが必要とされる人になるための努力ができる環境を整えることが急務である。

まだ、全然世界観に至れてないが長くなったので次回に、、、


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