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乳がん/セカンドオピニオン

少しだけまえのこと

私は手術後の治療を決定するまでに
主治医による病理診断結果報告→腫瘍内科での説明→方針決定まで1週間という流れを辿った。これは一般的か?よくわからないけれど。

主治医も腫瘍内科の医師も化学治療&抗がん剤の選択を最終的には私に委ねてくれたこともあり、実は短期間で精神的にかなり参った。(1日で1キロと少し体重が落ちたほど…)

主治医の説明で自分の中で早々に答えは出ていたが、それはあまりに短絡的なんじゃないのか?
本当にそれでいいのか?さすがにだめ、慎重に!と頭の中がぐるぐるした。

私の命の期限に関わるかもしれない相談を易々と誰かに相談する訳にもいかない。相談された人が重くなってしまうのは避けたいし時間もない。言葉は悪いが病気のことをよく知らない素人ではなくプロの意見が聞きたかった。

そこで私は自身が加入する保険の【セカンドオピニオンサービス】を利用してみた。それほど期待はしてなかったが、結果的にこれは私にとって大正解だった。

相談前に「もしココでこれまで聞かなかった化学治療や抗がん剤を"強く推す結果"がでたら自分の考えをいったん見直し、化学治療と抗がん剤について改めて主治医からしっかり話を聞くことにする」と決めて挑んだ。とってもドキドキした。

ほんの4日程でお名前を検索すればトップに出てくるような、とある大病院の医師から綿密なレポートがちゃんと届いた。無料で!主治医の紹介状は不要。

レポート内容詳細は控えるが結果的に私の背中をポンと押し自分の判断に自信をくれる内容で安心につながった。そして方針決定の日までにさらに自分の考えを纏め、納得した上で答えを出すことができた。
(平行して他にも専門のドクターに相談できるサイトを利用して同じような回答を受け取った)

元々は母親が入ってくれていた保険を受け継ぎ、長年お金だけ支払っていた。保証内容とかサービスなんて確認したこともない。そこに付随していたセカンドオピニオンサービス。とてもありがたいサービスだった。

この先、この病においてもうこんな重い決断をすることはないと強く信じているが、万万が一のときに心強い駆け込み寺であることは間違いない。最後の最後にそれが体験できてよかったと思っている。

間もなく迎える1ヶ月ぶりの診断前に少し振り返り備忘録。

苦悩の日々から
まだ1ヶ月
もう1ヶ月
月日の流れがはやいな

体重はすっかり元に戻った(笑)

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