見出し画像

秋山翔吾選手と私

 私はシンシナティレッズ秋山翔吾選手を尊敬している理由が3つある。


 1つ目は逆境を力に変えて結果を残せる一流選手だから。秋山選手はプロ4年目の2014年に右肘の怪我や打撃不振で二軍落ちを経験するなど不本意な結果となった。

思い悩んでいた時、テレビで「球辞苑」という番組を見てヒントを得た。翌年には自ら変化を求めたことで才能が開花。数々のレジェンドを超える216安打の日本新記録を樹立した。
「壁は越えれられる人にしかやってこない、だから壁が来た時にはチャンスだと思っている。」日本が世界に誇るレジェンド、イチローさんがこのように発言していた。

同じヒットメーカーの秋山選手はまさにこの言葉を体現している。



 2つ目は、研究熱心なプレーヤーだから。例えば、試合前は勿論のこと、試合後や移動中も自身の打席を振り返っている。なぜなら、自身の感覚と映像で見た違いを把握することで、その日の状態をは確認できるから。

他にも随所に研究熱心な人柄が現れている。自身の出演記事を全てチェックして、時には記者にも質問を自らしている。

それは「プロ」として生きる為の覚悟が生み出しているものだと思う。



 3つ目は、1人の人間として紳士な心を持ち行動できるから。母子家庭で育った秋山選手は自身と同じ境遇の親子を定期的に球場へ招待していた。その功績が認められて2019年にはゴールデンスピリット賞を受賞。2014年に背中を追い続けてきた先輩の栗山巧選手も受賞した栄誉ある賞だ。

また、2019年WBSCプレミア12では怪我で離脱するも、日本で開催された全試合を現地で見届けた。その応援に日本ナインも奮起して見事に初優勝を飾った。



 秋山選手のトッププレーヤーとしての実力は申し分ない。それだけでなく野球へのまっすぐな姿勢と社会貢献活動などを通じて「プロ魂」を感じる。
 私は今まで以上に目標へ努力するべきだ。言葉だけでなく行動していき、今までお世話になった方々やこれから出会う人々への感謝の気持ちをより一層持っていく。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?