見出し画像

宇宙の法則を実践するイヌイット


先住民のイヌイットをご存知でしょうか。
現在のカナダ北部などの氷雪地帯に住み、かつてエスキモーと呼ばれ、オットセイ等を捕まえて食べてます。
イヌイットが、相手に不平や文句ある時、暴力や実力行使をする代わりに、皮肉の歌合戦をするそうです。
嫌味っぽい悪口でしょうか。
今のラップバトルのようなやり方でしょうか。
そして、怒った方が負けとなります。怒るのは、罪の意識あるからだそうです。

さやかさんのところのアシュタールさんが同様な意味の話をされた記憶があります。
「あなたが怒るのは、あなたの中に克服すべき何かが存在しているからです。何もなければ怒りの感情がわきません」
こんな感じだと思います。

先住民の実に平和な解決方法でありながら、宇宙の法則に合っている素晴らしさです。

そんな文化を持つイヌイットですが、入植者による迫害をされ続けてます。
たった50年前まで、先住民の子供達を強制的に家族から引き離しキリスト教宿舎に押しやる同化教育がされました。虐待によって死亡した子どもが多数のようです。
たった5年前まで、先住民女性への強制的な断種が行われていたそうです。民族浄化です。
そして今も、居住地の制限、狩猟の制限などから、追いやられてます。
カナダ国民と同じ生活スタイルになって、皮肉の歌合戦も過去のことになっているでしょう。

文化を消され、言葉を消され、命まで消されます。
そんな米大陸の先住民は、日本列島から渡った人々の子孫です。
学術的にもアイヌ民の一部がどんどん北回りに進んでイヌイットとなったのでしょう。
多分、アイヌの人々で「アイヌイット」とかの語源なんかじゃないでしょうか。
アイヌの発掘から、人との争いで死んだと思われる人骨は発見されていません。
個人間は別にして、集団同士の争いは無かったと推測されてます。
そんなアイヌも和人と同化して、純粋な血統を持つ人はいなくなったようですね。
(現在のアイヌセンターなどは利権です。日本人もインディアンを駆逐した米国人の原罪と同じ先住民虐殺の歴史に押し込めようとする戦略です)

日本人にも侵略は来てますが、あちら側から見たら結構しぶといのではないでしょうか。
戦後に思想文化は浸透したけど、英語公用語の動きあれど浸透せず、移民政策も遅々として、中国により北海道の土地購入も数十年単位で本州進出前に中共が崩壊するかも。
日本語を話す私たちも、後々には稀少だと文化保護されたりしてって思いましたが、私たちの今世にはないかもしれないですね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?