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人は言って欲しい言葉を待っている


以前にコメントした話です。
彼女が着る服を悩み、私に「Aの服とBの服はどっちがいい?」って聞いてきました。
私がAの服がいいんじゃない?って答えましたが、彼女はBの服を着ました。
わざとか!?、俺のセンスの逆が正解だと思ってるのか!?、じゃないですよね。
本当は、Bの服って言って欲しかっただけですよね。ちょっと迷ってるから後押しして欲しかっただけなんですよね。私の意見なんて参考になんかしてませんよね。
いいんです、いいんです、どうでもいいんです。
Facebookの、いいねボタン、じゃなく、どうでもいいねボタンが必要ですね。


昔はよく、夏休みはどちらへ行くんですか?などと聞かれました。
はは〜ん、さてはどこに行くか聞いて欲しいんだな、私がどこ行くかなんか興味なくて、どこに行くか言いたいんだなと、ピンときました。
なのでわざと私は「いえ別に予定はないです」などと話の腰を折ったりすると、何か物足りない顔をされます。
まぁしょうがないんで、別に聞きたくもないんですけど大人として「どちらかに行くんですか?」と聞くと、まぁ嬉しそうに、どんな夏休みの計画なのかをいろいろ話してきます。
私が聞いたから話してるんだという免罪符を得たもんだから、1から10まで話しますね。
自分から言い出すと、やはり後ろめたいんでしょうかね。聞いてほしい、言ってほしい、そんな感情が人にはあるんですね。
まぁいいんです。面白いですねって感じです。

かといって、「聞いて聞いて!」と言ってきた話に、聞いてよかった話は1つもなかったです。
いいんですいいんです、脳味噌の10%の力を使って適度な相槌と適度な表情をしながら、残りの90%の力で違うことを考えてればいいんです。
そんなマルチタスク能力を鍛えながら、何の役に立たない能力を育てました。

え?、こんなの読まされて、私が愚痴って言いたいこと言ってるだけ?
大人として、適度な相槌をしてください。


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