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「あなたが存在している」、当たり前ですけど何か?


チャネリング情報で、1番わかりやすくてわかりにくいことがあります。

「あなたが存在している」

これが1番大事なように語られますが、地球人にとってはピンときません。
え?、そりゃ存在するよ、というか存在してるから苦しんでるんですけど、何か?
といった感じになる人も多いでしょう。
自分が存在するのは当たり前すぎて、それが何が大事なのか分からなくなります。
むしろ、自分が存在しているという意識が強いから自我のエゴがあり、ワンネスの意識から遠ざかり苦しむんだろうと考えがちです。

どうやら根本的な理(ことわり)を見つめ直してみたくなります。
諸行無常という言葉がありますよね。すべてものは常に変化していることです。
その通りだと理解してるのですが、諸行無常って自分の外が変化するニュアンスで受け止めているのかもしれません。
自分の周りの物事が変わったり変化する、安定しないことに不安を覚えてます。
いや実は逆で、周りが変化してるのではなく、自分が一番変化しているのではないでしょうか。

自己が一番流動的で、自分を変えたい変えたいと言いながら、一生懸命に自分を変わらないように踏ん張っているから苦しんでるのかもしれません。
エントロピーが増大して崩壊に向かうのが理論物理です。常に自分が変化し崩壊してしまう思い込みが自分が消えてしまう不安にあるから、高次元の方は「あなたが存在している」と伝えて、どんなに溶け込もうと、どんなに形が変わろうと、あなたは在り続けることが根源的なことだという事かもしれません。

日常的な視点で見れば、
人は会った人によって変わる、年齢によって変わる、経験によって変わる、読んでる本によって変わる、とても流動的な存在なのかもしれません。
あなたがあなたでい続けるのが驚異的なことです。同時にどんな変化しても、あなたは在り続けるのだから、変化を望みながら変化しないように踏ん張り続ける思い込みは不要かもしれません。

自分がものすごく変化しうるなんて、想像しづらいかもしれません。
リアルな感覚で、70年間変化してない自分でも、71年目にものすごい変化があるかもしれない。
地球は変わらないようでいて、この記事を読んで次の瞬間に大変化があるかもしれません。
諸行無常とは自分自身のことをいっている。
それが、あなたで在り続ける奇跡が「あなたが存在している」ことなのかも。
まるで、水蒸気の集まりにすぎず、大気の流れで簡単に形が変わりそうでいながら、存在感ある入道雲のように。

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