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旧市街から見る、日本人が政治に無関心な理由


私の持論ですので真実ではありません。
庶民の政治に対する関心が、欧米と日本では違うと言われます。
欧米国は庶民から政治に関心が高く、よく議論する。支持政党を表明します。
日本人は庶民同士が政治について語るなんてあまりありません。

こういう話が出る時、私はいつも思います。
日本では、庶民にとって国同士の争いは、やや他人事でした。
戦国時代も武将や足軽同士の戦闘であり、人がいないところが戦場で、農民は避難し高みの見物したそうです。
城や砦は戦闘する武士だけ。堀内には住んでません。基本的に戦闘に立て籠る場所で、負けた方は城主だけ切腹で終わり、他の家臣は新たな主人に仕えます。
現地の農民は自治する領主に納税することは変わらず、領主が交代するだけです。しっかり自治しない領主には農民が隣国へと裏切ったりします。

当然、戦闘の中で庶民への略奪や焼き打ちがあったりしますが、当然反発があるため、それを自制させる武将の如何が、その後に影響与えます。
末端兵士の略奪を厳しく処刑する武将もたくさんいて、地域民に歓迎されました。
なので、為政者や権力者が誰になっても、庶民にとっては比較的に変わりません。


一方大陸の生活です。
ヨーロッパに旅行された方はわかると思いますが、旧市街は城壁に守られています。
住民が城壁内に住み(進撃の巨人のイメージ)、城壁の門の外は化外の地のようなもの。他国が勝つと全員奴隷か虐殺。
なので、住民は自分たちの死活問題として現政権を注視します。
為政者や権力者の判断が、庶民にとっての生存に直結します。


これが、欧米国と日本の庶民が政治に関心する度合いの違いが出る原因だと思います。
日本人が政治に無関心なのは、どの政権になっても生き延びられ、他国に奴隷にされたことがない、略奪も比較的に起こりにくいからだと、私は思うのです。

災害時に略奪が起こらないのが日本だけ。これも上記のことが理由につながっていると思います。
特に米国で警察治安を越えた暴動が起こると、ショッピングモール略奪の映像が流れます。十字軍の現代版だなぁ、と感じます。
そして有史以来、奴隷がなかった日本は、政権支配者に従うのに抵抗が薄いです。
日本はお上を信じる。
癌は日本だけが増えている
某注射は日本だけが増えている。

アメリカの独立戦争もフランス革命も増税から始まりました。
岸田首相から増税しかしてないですが、動きが起こりません。


政治なんて関心を持たない方が、自分の中の平和を保つ考えもあります。
それは政治側には、とても都合がいいです。
進めたい政策を進めやすいですから。
今の現状の国民は、政治に距離を取ってるというより、政治に白痴になってるとも言えます。
為政者には楽ですね。
だから目をそらす派手な戦争災害を止めず、こっそり根深いものを進める側面があります。

この社会全体で起こっていることの距離感、視点によって変わるので、いつも考えさせられます。

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