ドキュメント72時間

NHKの番組

今回は看護専門学校を取材してた。

うん、

この学校知ってる。


てか、自分が受験した学校やん!


結局、合格はもらったけど別の看護専門学校に行ったから関係はないけれど。


なんか看護学生だった当時の記憶がバーっと思い出した。


コロナ禍になって、看護師が注目を浴びて


こんな世の中だからこそ、

自分も看護師になって、病気の人の力になりたい

そう願う人も増えてきたと思います。



親が看護師だった

身内や自身が病気のときに親切にしてくれた看護師に憧れた

資格を取って安定した収入を得たい


看護師を目指す動機は様々です。



比較的、年齢が高くても可能性は0ではない資格です。


僕の学校でも40代の学生もいてました。


なので、気合と根性があれば看護師にはなれます。

そう、僕は思います。



ただ、


看護学生は想像以上に大変です。


ここからは看護学生の生活について書いてみます。


まず、看護師には2種類の資格があります。

それは、正看護師と准看護師です。


正看護師は高校卒業し、3年制の看護専門学校もしくは看護大学を卒業しなければなりません。

そして、その学校を卒業すると

看護師国家試験を受けることができます。


それに対して、准看護師は

中学卒業し、2年制の准看護学校を卒業しなければなりません。

そして、卒業することで

准看護師試験を受けることができます。


看護師資格に2種類ありますが、


特別何かが違うのか?


正看護師は

医師の指示の中で医療処置を行うことができます。

准看護師は

医師または、正看護師の指示の中で医療処置を行うことができます。


2つが分けられていますが、

基本的にやることは同じです。


僕が働いている病院では

正看護師だから、准看護師だから

やることが変わることはありません。


やることが同じなら

1つの資格にするべきでは?

そう思う方もいてるでしょう。


しかし、

1つにできない様々な事情があります。


その中の1つを説明します。


それは、受験する人の生活背景に影響します。


正看護師は3年間学校に行きます。
2年生からは本格的に病院実習が始まり、バイトをしながら学業が難しくなります。

要は、3年間安定して生活をおくれるような資金が必要となります。

なので、正看護師は高校卒業したストレートの割合が多いです。
もちろん、3年間の生活資金をためて入学する社会人も多くなりましたが。


それに対して、

准看護学校の受験資格は中学卒業からいけます。
色々な理由で高校卒業できなかった人もいることでしょう。
しかし、この世の中は高卒が最低限のラインみたいな価値観の人も多いです。

だけど、中学卒業さえしていたら学校受験することができます。

なので、多くの人が受験することができます。

また、2年間ですので経済的にも正看護学校よりかはハードルが低いです。
それに加えて、准看護学校は働きながら資格を取れるので社会人からしたらありがたいのかもしれません。

しかし、ハードです。

朝から夕方までは、学業。
その後は、系列の病院で看護助手として働く

これを耐え抜く根性が必要でしょう。


これらが、

2種類の学校を受験する人のメリットと、デメリットだと考えます。



また、知識的な部分ではデメリットもあります。


正看護学校は3年間で、看護師の最低限の知識を詰め込みます。

かなり詰め込み授業です。

教科書はダンボール3箱で家に届きました。

かなりの量に驚きました。


勉強は覚えることが多くて大変でした。それに加えて、実習もあったので3年間は怒涛でした。


准看護学校は正看護師の勉強に比べると、かなり差があります。
かなりはぶかれていてました。

だけど、そのため正看護師と准看護師との知識の差が大きいです。


先程も書きましたが、

患者さんにとって看護師は看護師です。


准看護師だから習ってないのでわかりません。


それは患者さんには通用しません。



そのため、現場に出てから死にものぐるいで勉強しないといけないという現実も出てきます。



まぁ、正看護師だろうが准看護師だろうが

新人の場合は変わりはないのでしょうけど。


やっぱし、僕自身新人教育を担当したりすると

正看と准看で知識の差っていうのは明確な部分がありますが。



ここまで色々と書きましたが


もし看護師に興味があるならば

ぜひ挑戦して見てください。


看護学校卒業には2、3年間かかりますが
誰もが挑戦できる資格です。


そして、資格を手にしたら

かなり心強い資格です。


もちろん、看護師として働く以上は勉強し続けないといけませんが、

やりがいのある仕事だと思います。












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