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大規模な災害でも使える通信機器が必要

現在の通信網、大規模な災害に対応できる能力があるとは思えません。
災害直後から必要最低限の通信が使える通信機器が必要なのではと思います。

今存在する通信網とは別に、大規模な災害を想定した無線通信網を構築できないのかなと思うのです。
半径60km以内への通信で、点と点を繋ぐようにバケツリレーでデータ通信を行うのです。

テキスト方式で連絡出来れば良いので、通信速度は上下100kbpsもあれば十分そうです。
現在利用されている規格だとLPWAあたりでしょうか。

こういう事をモヤモヤと考えていたら、現在存在する仕組みを使えないのかなと思ったのです。
日本全国各地に緊急事態を知らせる「Jアラート」です。

Jアラートは一方通行、国が市町村へと一斉に緊急事態を連絡する仕組みです。
このJアラートを改良し、国や都道府県や市町村が災害時に最低限の上下通信ができるような通信網を作るのです。

そして、防災のために必要な装置、リュックサックで背負える程度の多きさで最長通信距離は60kmぐらい。
これぐらいの距離があれば、被害の無い地域の無線局と通信が可能になると思われます。

現在のLPWAで実現可能ですから、あとは防災予算として日本全国各地に普及するだけで良さそうです。
あくまでも一般の通信回線が復旧するまでの緊急回線、普段は新型のJアラートとして利用するのです。

通信機器に必要な電力、太陽光発電システムと蓄電池の組み合わせが考えられます。
停電が発生しても、自立した電力があるので、無線通信は可能だと思うのです。

状況が分からず助けを呼ぶための通信が不可能になる事態、どうにか避ける技術と仕組みが必要です。
過去の災害から学ぶべきこと、人間の行動以外に技術的な対策も重要かなと思っています。

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