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私が感じたWinnyの影響 その6

Winnyを多くの人が利用した結果、P2Pという通信方法の知識が技術者に広まりました。
その結果、我々が知らない間にP2P通信を意図せずに使う場面が増えています。

この事実を知らず、知り合いから笑い話を聞いたことがあります。
職場でのP2P通信を使用しない誓約書の話です。

10年ぐらい前の話なのですが、職場でP2P通信を利用しない誓約書を求められたとか。
この誓約書が有効になると、会社のパソコンが危険な状態になること、知らない人が誓約書を作ったのでしょう。

多くのパソコンが利用しているWindows、UpdateのためにP2P通信をしています。
誓約書を守るのであればUpdateが不可能になります。

P2P通信、1つのファイルを不特定多数の人に拡散させる能力が優れています。
Windowsでセキュリティーの問題が発見され、世界中で一斉にUpdateが必要になった時、以前はマイクロソフトのサーバーが落ちていると対策が不可能でした。

今はP2P通信があるので、他のWindows利用者からUpdateのファイルの断片をかき集めることができます。
また、自分が集めたファイルを他人に公開し、マイクロソフトのサーバーに負担が少なくなるような仕組みになっています。

同じ用な話、ゲームソフトでも使われています。
ゲームソフトを更新するための膨大なファイル群、P2Pを使って拡散できれば、アップデート当日にダウンロード不可で困ることがありません。

身近で使われているP2P通信ですが、Winnyの悪いイメージのためか積極的に広報されることは少ないのかも知れません。
技術に対する人間のイメージ、現実の世界と乖離していることを強く感じています。

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