リチウムイオン電池を小型家電製品から取り外す

2021年12月25日 20:10

役所の職員が判断した結果、役所で無料回収しなかったリチウムイオン電池を内蔵した小型家電製品があります。
ブルートゥースキーボードと携帯電話内蔵の体重計です。

そのまま一般ごみで回収するそうですが、粉砕処分されるので、粉砕工場で火災が発生することになるでしょう。
それは嫌なので、ブルートゥースキーボードと携帯電話内蔵の体重計からリチウムイオン電池を取り外すことにしました。

ブルートゥースキーボード、精密ネジが使われているだけなので難易度は低いです。
３分程度で分解し、リチウムイオン電池を取りはすせました。

問題は携帯電話内蔵の体重計です。
見たこともないＹ字のネジが使われています。

分解してほしくないから、特殊なネジとドライバーの組み合わせなのでしょう。
そんなドライバー持っていたかなと考えたら、ありました。

以前にスマホを修理するとき、特殊なネジに対応したドライバービットのセットを購入していました。
一生使わないだろうと思っていたドライバービットですが、思わぬときに役立ちます。

ネジは固く閉められていますが、ドライバーを力強く押し付けて回転させます。
表から見えている１０本ぐらいのネジを取り外したので、分解できると思ったら無理です。

隠れているネジが１本ありそうです。
多分、シールの裏にあると思ったら、やはりシールの裏にネジが１本隠れていました。

全てのネジを取りはずし、中からリチウムイオン電池を取り出しました。
体重計を元に戻し、目立つ色の養生テープを貼り付け、「電池取り外し済み」と書きます。

一般ごみとして廃棄するので、リチウムイオン電池を内蔵していると判断されたら、ゴミ回収を断られます。
その時は、部品単位にバラバラにして、元の形が分からないようにして廃棄します。

私がニヤニヤしながら分解していたので、妻から言わせると趣味を楽しんでいるように見えたそうです。
どうやら私は変なネジを見るとニヤニヤするみたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？