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【現場からのストーリー】オラクル様のオフィスを訪問しました

寒かった冬も終わり、だんだんと日差しも暖かくなってきた3月。居場所づくりの支援拠点に通う小学生・中学生の子どもたち13名が、日本オラクル株式会社(以下、オラクル)のオフィスを訪問しました。

子どもたちを出迎えてくれたのは、オラクルボランティアの皆さま。
長年、LFAの活動を応援して下さっている社員有志の方々です。「子どもたちにいろいろな体験をしてほしい」という思いのもと、年間を通して、季節や行事にあわせたハンドクラフトづくりなどのワークショップを企画・ご実施いただいています。

お出迎え頂いたオラクルボランティアの皆さま

この日のイベントは、オフィスツアーからスタート。
普段中々入ることのできない、会社の中の様子を見学させていただきました。
高層ビルからの眺めに「あの建物は何だろう」「桜がきれいに見えるね」などとたくさんの発見をする子どもや、「こんなところで働いてみたい」「床のガラスがきれい」など、オフィスの内装にびっくりする子どももいました。
会議室を見学した際には、みんなで働いている人になりきって会議ごっこをしました。
議題は「今朝食べたごはん」についてです!

続いてやってきたのは社員食堂。
オラクルの社員の皆様が普段昼食に利用をしているカフェテリアを利用させていただき、子どもたちも、実際に提供されているメニューを選んで昼食をとりました。
この日提供されていたラーメンやスパゲッティに、子どもたちは舌鼓を打っていました。

お昼休憩をはさんで、午後からは「パラパラアニメ」制作のワークショップを実施しました。
タブレットのアプリを使って、撮影した写真をつなげて動画にしてみる、というものです。
子どもたちは2・3名が一組となり、オラクルボランティアのサポートを受けながら協力して取り掛かりました。

オラクルボランティアにご準備いただいた背景の絵やぬいぐるみ、おもちゃや粘土などを使いながら、「どういうストーリーにしようかな」「このぬいぐるみを少し動かすから撮影をお願い!」などと声をかけあって制作を進めました。
中には、「鳥が飛んでいるように見せるにはどうしたらいいかな」「たくさんの写真をとって長めのストーリーにしよう!」などと、難易度の高いことに挑戦しようとするグループも。どの子どもも真剣になって制作に取り組むことができました。

制作の終了後は、作ったアニメの発表会を実施しました。自分たちの作品が投影されたときには、大変だったことや、制作においてこだわったことなども一緒に発表をしました。

恐竜を少しずつ動かして撮影し、動きを表現します

1日を通して、オフィスツアーや社食、パラパラアニメの制作と様々な体験をすることができました。盛りだくさんの内容だったからこそ、子どもたちはそれぞれ新しい発見をしたり、「自分は何に楽しみを感じるのか」を見つける機会にもなりました。
イベント終了後、子どもたちからは、「オラクルさんたちのオフィスが、かっこよくて楽しそう。ふかふかの椅子とか、クッションみたいなのもあって面白い。」「動画を作るとき、最初どうやったらうまくいくか、できるか緊張した。やってみたら楽しかった。拠点でもあのアプリを使って作品の続きを作りたい。」といった感想が聞かれました。
子どもたちに特別な体験をくださったオラクルボランティアのみなさま、ありがとうございました!