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【最近のLFAニュース】新年度の全職員ミーティングを実施!

LFAでは、毎年年度のはじめに二日間、常勤職員や業務委託契約者、プロボノの方まで、LFAで働くメンバー全員ができる限り集合して「全職員合宿」というミーティングを実施します。(合宿という名がついていますが、宿泊は伴いません。)
オンライン参加も合わせると総勢51名で実施となった2023年度の全職員合宿の様子をお伝えします!

LFAはどこから来て、どこへいくのか

1日目は「LFAのこれまで・これから」からスタートしました。
来年でNPO設立10周年を迎えるLFAですが、6割以上が2020年のコロナ禍以降の入職、なぜ今この事業を行っているのか、なぜ今この活動を行うことができているのかなど、これまでの団体のあゆみを全員で再確認することは、立場も勤務年数も違う多くのメンバーが集い働く中で、目線合わせをするためにとても重要な意味をもちます。 

代表・李が学生ボランティアとして携わっていた団体から学習支援事業をスピンアウトさせた頃のエピソードから、居場所づくり事業の開始、『地域協働型子ども包括支援』の構想と実現のためのファンドレイズ、自団体だけではなく、子ども支援業界全体の発展を目指してスタートした『こども支援ナビ』や基金の開設など、走り続けたこれまでのLFA。
そして、今年度の活動の要となるこども家庭庁の創設やこども基本法の施行、また、増え続ける不登校や虐待通告件数という子どもからのSOSに絡めて、これからのLFAが取り組むべき内容・施策の共有がありました。
さまざまな葛藤や団体の歴史を代表自らの言葉で語られるこのコンテンツは、聞くたびに一人ひとりの子どもたちのことを考えて活動を行う原点に戻り、そして原動力となります。
その後、事業部ごとに昨年の振り返りと今年度の行動計画の共有があり、合宿の第一部が終了しました。

これからの子ども支援・LFAを考える!テーマディスカッション

「つながって、いっしょに創る」をバリューに掲げるLFA。
共に働く仲間はどんなことに興味をもち、何を考え、悩み、働いているのか。職員の思いを知り、団体の活動に落とし込もうという、全職員合宿では初めての取り組みでした。

各々が気になっていること、議論したいことを付箋に書き出し、全体で話し合うテーマを決めるところから始まりました。
最終的に11個に絞られたテーマは、「みんなが思う”居場所”」「子どもの声を聴き、届けるために何ができるか」など活動に直接関わりのあるものから、「子ども支援者コミュニティの理想像って?」「持続可能な働き方」など、子ども支援業界で働くことについてまで、多岐に渡りました。二日目は、自身で参加するグループを選び、昼食を挟んで3時間にも及ぶディスカッションを行いました。
理想を描いたところで終わらず、ディスカッションの結果を具体的なアクションに移そうという約束でこの時間は締めくくられました。

時には、活動から離れて

合宿の最後は、くじ引きでいくつかのテーブルに分かれて交流会を実施しました。
いつもはそれぞれのエリアや拠点に分かれ活動しているため、なかなか会うことが難しいメンバーたち。対面での交流に自然と会話が弾み、オンラインミーティングが主流となった昨今ではなかなか話が及ばないようなところまで、様々な話題が飛び交いました。
交流会の時間だけでなく、休憩中にも各所で楽しそうな笑い声が聞かれ、走ることが好き・運動が好きなメンバーの有志で発足した「ランニング部」のTシャツのお披露目の様子なども見られました。 


2023年度も「子どもの貧困」の本質的な解決へ向けて、仲間と多くの新たな挑戦に取り組みます。