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定価の必要性

中古品を販売する上で定価が必要かどうか?
ネット物販をする上で定価がいるのか?

先日ですが、とあるハネが参加している物販のラインチャットで、『定価を教えて欲しい』という質問があったんでちょいと書いてみようと思います。

ハネの結論としては、定価なんぞ全く必要ないと思っていますw

理由はいくつかあるんですが、一番の理由は、中古品というのは既に流通している物の販売なので、その商品を購入しようと自分達の販売ページを見た時点で、その人はその商品の定価を大体分かっているからですね。

だから、逆に、商品の状態が良いから、この値段!とかこの商品は状態が悪いからこの値段!というような商品だけを見て値段を付けるのは危険な訳です。
下手に状態が良いからこの値段!とかしてしまうと、定価よりだけーじゃねーか、こいつアホだろと思われ、他の品物も買ってもらえなくなりますよw

だから、中古品の物販には定価よりも重要なのがその商品の相場なんです。

しかもその相場を甘く考えずにキツメに考えるのが大事なんじゃないかと思うんです。

例えば、未使用品であったとしても未使用に近い、もしくは目立った傷汚れなしの表記で売りに出す。
傷が一つ二つでもあったら、傷汚れありにする。

その位の厳しさの方が後々の評価に対していい評価を貰えるんじゃないかと思っていますし、お得感にもつながります。

傷汚れありの表記でも説明文で傷汚れはあるが、そこまで致命的なキズではない。人によっては目立った傷汚れ無しにする人もいるレベルの傷や汚れですと表記して、価格は目立った傷汚れなしややや傷汚れありの相場価格で販売する訳です。
そうすると値段は高く売れて、受け取った時のお得感も出てくるんじゃないかと思います。
購入した方は、購入後に払ったお金はソコまで気にせず、到着した商品の状態を先に気にしますからね。だから、傷汚れアリと書いてあったのに、殆ど傷ないじゃん!となればお得感がでる感じです。

それと今回、質問のあったラインチャットはブランド品の転売に関するものでした。

このブランド品に対しての定価。コレなんですが、相当難しいです(;´Д`)

例えば、日本のショップに売っていて、ショップで確認した価格があるならそれは定価で良いでしょうね。

でも、日本のショップに売っていないモノはどうしますか?

そうなんです。それは定価という物はないんですよw

良く勝手に参考上代だったり、参考価格という言葉を使って掲載している業者がいます。
実はコレ、非常にいい加減な価格でして。。。w
実は、ハネもブランド品の並行輸入卸をしていた時に勝手につけたことがありますw
卸の会社で働いていた時、営業でとある大手ディスカウントストアのバイヤーと取引している際です。『大体の値段で良いから定価付けてくれない?』というのが始まりでした。それで仕方なく参考で上代を付けていったんですね。
勝手につけるといっても、もちろん、それなりの根拠を元に計算して付けていましたよ。
海外で販売している価格×その当時のレート+関税を入れた計算だったかなぁ…。
ごめんなさい、、、スゴイうろ覚えですが、こんな感じで参考上代を出していたと思います。
それを色んな所の業者もやるもんだから、同じ商品の上代が違うじゃないか!なんていうこともしばしばあってw
もうぐちゃぐちゃになっちゃうんですよね(;´Д`)

更にブランド品の上代についてもう一点。
それは為替レートによってちょいちょいと変わるという事なんですよ(;´・ω・)

良い例がヴィトンです。
過去20年で最も値段が上がったんじゃないかなぁと思います。

例えば、ハネは23~4年前にその卸業者で働いていた時、60㎝キーポルのバンドリエールを卸価格で定価の9掛けで買ったと思います。要は10%オフですね。
記憶が確かならその当時定価が13万くらいだったので12万ちょっとで買えたと思います。
それが今では定価25万800円(2020.10.17現在)だそうですよw
型番は41412だったと思いますよ。
記憶間違いでなければw

何が言いたいかというと、値段は為替により勝手に上がってしまったり下がったりするという事なんですよw

なので定価をお勉強するよりも、その商品の相場を自分に植え付ける事の方が中古品物販をやる上では重要ということですね。
定価との差額でお得感を感じるのは新製品を購入する際の心理であって、新品でも過去に出ている物や中古品の場合は定価はさして重要ではないということですね。

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