優里さんの「レオ」を聴いて


こんにちは。今回は日常の記事ということで最近出会って毎日何回も聴いてる曲について、自分の解釈と感じたことについて書いていきます。



その曲はタイトルの通り、優里さんの「レオ」という曲です。


簡単にいうと、レオという名前の犬である「僕」とその飼い主「君」によるストーリー。犬と飼い主の物語を犬目線で捉えています。


犬目線の歌詞、優里さんの表現、過ごすぎです。

まずは歌詞について軽く見ていきます。


ショーケースの中過ごしていた
誰もかれもが過ぎ去っていた
怖かったんだ あの日君に
連れられるまでは

主人公(犬)はペットショップで売られていたものの、なかなか買い手が見つからない。そんな中、君(飼い主)が連れ出してくれた。


僕と同じの小さな手
転げまわり くすぐりあう僕ら
こんなに君の事好きになってた
どんなときでも傍に居て
君が言うなら ああ

「小さな手」とあるので飼い主もまだ子供と考えます。たくさん遊び、仲を深めていきます。犬も飼い主が大好きになっていく、素敵な絆です。


名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
嬉しい時も悲しい時も
傍に居ると決めた大事な人

飼い主は、「レオ」という名前を付けました。どんなときも一緒にいる、そのくらいレオは飼い主である「君」が好きだったと感じます。


君が大きくなるほどに
僕との時間は減るが道理
遠くに君の友達同士
仕方がないよなぁ
最近つけるその香水
鼻の利く僕にとっては辛いや
今日も帰りは遅くなるんだろうか
君が居ない部屋 夢を見る
あの日のこと また


君が成長し、友達と遊んだりすることが増えてレオとの時間が減っていきます。レオは仕方ないと。。落ち込んでいるけどしょうがないと。。

香水をつけるくらい大人になった君、夜まで忙しくする君。そんな中1人部屋で、君と遊んで楽しかったことを思い出す。泣けますね。。


名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
寂しいけれど 悲しいけれど
傍に居ると決めた大事な人

1番のサビと違い、悲しみの中で名前を呼んでほしい、訴えに感じます。傍に居ると決めたくらい君のことが大切だから。


君が誰かと暮らすことを
伝えに帰ってきた夜に
撫でてくれたね きっとお別れだね
最後にさ 会えたから ねぇ幸せだよ

君が成長し、家を出て新しい生活を始めるため最後のお別れをするシーン

君がレオを撫でて、レオは最後に会えたことを心から喜びます


名前はレオ 名前呼んでよ
君がつけてくれた名前だから
もう泣かないでよ 名前呼んでよ
あの日より大きな手で撫でてくれた

お別れに涙がこぼれる君に「泣かないで、それよりも名前を呼んでほしい」と願うレオ、

あの日より大きな手で撫でてほしい、ここが序盤の「僕と同じの小さな手」との対比、ここもお気に入りです。


名前はレオ 名前呼んでよ
君がくれた名前で良かったよ
忘れないでよ それでいいんだよ
新しい誰かにまた名前つけて

レオは名前を気に入っており、付けてくれた君へ感謝の気持ちを言っています。自分のことを忘れないでいてほしい、と。

また、今後新しい犬を飼うときは素敵な名前を付けてあげてほしいと願います。

レオはそれだけ自分の名前と君のことを愛していたと感じます。レオの1曲を通しての強い想いじゃないでしょうか。


以上が、私なりの歌詞の解釈です。



この曲を聴いて、涙がこぼれました。

それはまさに、幼い頃の自分に重ねて考えてしまうから。年齢までリンクされてるのです。


私の家では、私が産まれる1年前に小さい犬を飼い始めました。

そうつまり、私と我が家の愛犬は一緒に成長してきたということです。

一緒に公園に行ってボールを追いかけたり、近所をたくさん散歩したり、かけっこで勝負したり。

その光景は今でも鮮明に覚えています。


でも、学校に通うようになると部活に勉強、行事に遊びと私の生活は学年が上がるごとに忙しくなり変わっていきました。

習い事や友達との遊びを優先したことで、親に付いて一緒に散歩に行く頻度は減りました。


そして、中学生の頃に我が愛犬は亡くなりました。寿命です。息を引き取るところを見守れてよかったです。安心して眠ってくれたかな。その時は悲しかったです。
(もう今は前を向いてます!)


たくさん遊んだ記憶もあるし、たくさん撫でた記憶もある。

でも、、、

もっとたくさん遊べばよかった。もっと一緒の時間を過ごせばよかった。
そうも思います。。

人間、ないものねだり。どれだけやっても後悔するかもしれない。


でも。。


いまペットを飼っている人に伝えたい。

今以上にたくさん、愛してあげてください。一緒に思い出作ってください。その一瞬一瞬を大切にしてほしいです。


きっと、ペットたちもそれを望んでいると思います。




優里さん、こんな素晴らしい曲を世に届けてくれてありがとうございます。

また愛犬との思い出が蘇ってきます。


感謝しかないです。





おわり

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