クロスステッチのススメ
こんにちは、あーるぐれいです。
毎日の生活を「見直す」
違和感に「気づく」
ささいなことから「工夫する」
この3つのポイントから見つけた、自分の心を整えるための「チルタイム」を書き留めています。
昨日は娘の誕生日でした。
昨年中に誕生日プレゼントは何がいいかを本人に聞いたところ、「刺繍で何か作って」との返事。
親になってから始めた趣味がいくつかあるのですが、その中のひとつが「刺しゅう」です。
もくもくと針を動かしていると、心が落ち着きます。
まだ子どもたちが小さい頃、自分の心にゆとりを持ちたいと思ったのがきっかけでした。
今回は、刺しゅうの中でも、私が一番長く続けている「クロスステッチ」についてご紹介します。
もし「何か手芸を始めてみたい」という方は、ぜひご覧になってみてください。
クロスステッチの魅力
①刺し方が簡単
クロスステッチのメリットは、他の刺しゅうに比べて刺し方が簡単ということです。
使うものはクロスステッチ針と専用布、刺しゅう糸の3つだけ。
×印になるように、糸を交叉させてマスを埋めていきます。
一般的な刺しゅうだと、布に図案を描いたり写したりするところから始めるのですが、クロスステッチは、図案を見ながら指定されたところに糸を刺していくだけです。
クロスステッチ用の布は、上の画像のように縦糸と横糸の間が空いており、そのすき間に糸を通します。
そのため、クロスステッチの針は先端が丸く、指などに誤って刺しても痛くありません。
裁縫は苦手という方や、お子さんが初めてトライする刺繍としてピッタリです。
②無心でできる
①でお伝えしたとおり、クロスステッチは単純作業。
図案を見て、指定された場所に指定された色の糸を渡していく繰り返しで、作品が完成します。
柄によっては繰り返しのパターンがあるので、慣れてくるとそのパターンを覚えて、図案も見ずに黙々と✖️印を作っていく、ということも可能です。
単純作業で没頭できるので、気持ちをリフレッシュさせるのにもクロスステッチは向いていると思います。
③図案の種類が多く、オリジナル図案も作れる
クロスステッチの図案は、色々な方法で入手することができます。
すぐに始めたい方は、糸と布・図案がセットになっているキット商品を購入するのがオススメです。
さまざまな通販サイトで、オリジナルキットが販売されています。
アマゾンなどでも購入できますが、今回は手芸メーカーなどのオンラインショップをご紹介します。
DMC
フランスの手芸メーカーでオリジナル刺しゅう糸を販売。鮮やかな色づかいのものが多く、絵画をモチーフにしたものもあります。
オリムパス
日本の手芸メーカーでオリジナルの刺しゅう糸を販売しています。図案は和風のものや写実的なものなど、さまざまなジャンルのものが豊富にそろっています。
ホビーラホビーレ
手芸メーカーで、刺しゅうキット以外にもイギリスのテキスタイル「リバティプリント」を多く取り扱っているのが特徴。
オリジナルキットは、四季の風景をモチーフにしたものなど、色使いが優しく可愛いものが多い印象です。
通販サイトのフェリシモでも、多くのキットが販売されています。
フェリシモは同じようなテイストのキットを毎月届けてくれるので、作るだけではなく集める楽しさもありますね。
また、最近では、オリジナル画像をクロスステッチ図案にしてくれるアプリも登場しています。
DMCのホームページでも図案を作ることが可能です。。
https://www.dmc.com/JP/ja/stitch-your-photos
DMCのホームページ内にある「stitch your photo」に画像をアップロードすると、オリジナル図案が簡単に手に入ります。
このサイトの特徴は、色数やカウント数が選択できるところです。
カウント数とは、1インチ×1インチ四方の四角形の布の中に、いくつ織り目があるかを表しています。数字が大きくなると一目が小さくなるため、刺すのが難しくなります。
また、色数が多くなると図案が複雑になり、間違えやすくなりがちです。
「stitch your photo」では、このように図案の難易度を自分で調節できるので便利です。
図案は有料ですが、使用する刺しゅう糸を一緒に購入すると無料になります。
次に、図案を紙ではなくスマホで手軽に見たいという方は、スマホアプリがオススメ。
いくつかアプリがあるのですが、私が以前使ったのはこちらです。
図案の見本があり、気に入った図案があればアプリ内で購入します。
刺しゅう糸や布は別途準備する必要がありますが、図案を広げるスペースを作らなくても刺しゅうができるのは大きなメリットでしょう。
図案をズームすることも簡単なので、シニア世代で眼が気になる方にもオススメです。
クロスステッチを始めようと思ったら準備するもの
必要なもの:図案・布・刺しゅう糸
まずは、図案・布・刺しゅう糸を準備します。
キットであればすぐに揃えることが可能です。
あったほうが便利なもの:よく切れる糸切りハサミ
刺しゅう糸は細く、あまり切れ味のよくないハサミでは切りづらいことが多いです。
高価なものでなくても良いのですが、専用のハサミを持っていると糸始末が楽になります。
小学校の裁縫で使ったような、握って切るタイプの糸切りバサミはクロスステッチには不向きなのでお気をつけください。
あったほうが便利なもの:刺しゅう枠
クロスステッチは、それぞれの縫い目が同じようになっていると美しく見えます。
ですが、布にシワがよっていると、糸が均等に渡らないため、綺麗に刺すことができません。
そこで準備したいものが、刺しゅう枠です。
刺しゅう枠で布をはさんで引っ張ることで、布にシワが出ないようにします。
刺しゅう枠は、100均などで購入しても大丈夫です。
また、アレンジの例として、刺しゅう枠を作品の額としてそのまま飾ることもできます。
飾り方に迷ったときには、作品のサイズにあった刺しゅう枠をぜひ探してみてください。
まずは小さいものから
小さくてもひとつ仕上がると、達成感があります。
ぜひ、クロスステッチを楽しんでみてください。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
これからも、引き続きよろしくお願いいたします。
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