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歴史/変遷を知る

今回はこの投稿について。

大手企業を、スタートアップなどの新し目の会社に勤めたことしかない人に聞くと、古い、知らないことが多い、視野が狭い…などと揶揄するケース結構耳にする。そんなことはない。かなり豊富な知識、経験を有していて、なんらか試していることも多い。自社開発文化も過去強かったため、とてつもなく、微に入り細に入りの仕組みづくりをしてきた歴史もある。

大きな変遷を示す

ナレッジワークのプロダクトで、ナレッジ領域と呼んでいるドメインがあるが、そのトレンドは以下のようなもの。

ナレッジワーク資料より抜粋

大枠の進化の変遷を切り取って、そのトレンドを示したもの。これだけでも、お客様の共感は得れる。わかってるねと。

これに加えて、ツールのトレンド/運用のトレンド/課題のトレンドなど、扱う商材によって、様々捉えやすい角度があると思うので、それを知財にする。

トレンドと言うのはとかく人の耳に入りやすいのと理解の水準を合わせるのに最適。

お客様の歴史/変遷を知る

お客様はなんらかの形でこの歴史/変遷の背景を背負って、日々過ごしている。

不思議なのだが、日々、スマートフォンを使い、SNSやNetflix、AIの恩恵にあずかっている人々が、会社に入ると、当たり前のように古いIT環境の中で仕事をしていたりする。ただ、それは様々な過去の変遷があってのこと。

お客様にしっかりと提案をしたいのであれば、ただ便利なツールをエクスカリバーのように振りかざして、これすごいだろーと言わずに、しっかり大枠のトレンドを理解したうえで、対峙するお客様自体の歴史/変遷はどのようなものなのかを対話するといい。

途端に見えてくる景色に広がりが出て、かつお客様の課題の背景や、解くべき糸口を発見できたりする。

↓さすが大手に勤めたことがある人はよくわかっていらっしゃる。この内容は捉えておきたい。



そもそものITトレンドも知ると良い

これは、一般常識的に把握しておくと良い。
今や、提案商材の多くはITが絡む。

このあたりは一旦勉強しておくに越したことはない。
お客様の理解がぐっと進む。

これは、ワークスアプリケーションズ時代の同僚はるかの発信に助けてもらう。ありがとう。

問題課題の奥にあるもの

プロダクトの知識をたくさん備えたとしても、相手の景色を正しく捉えられなければ何にもならない。

対話の中で出てくるのはどうしても今を切り取った問題や課題になる

その当人も、歴史や変遷を経て紡がれた結果であることを大局的に捉えられているケースは非常に少ない

売り手側がしっかりドメインの知識の中に、歴史/変遷を捉えておくことで、売り手側が情報を補足し理解することがとても大事。

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