女性専用車両
JR西日本は区間限定、特定の車両に終日1両この女性専用車両を設けている。
ドアの両サイドにはリンク先にあるように大きく表示もあり、中にも網棚に濃いピンク色で書かれている。私がたまに乗る時に利用する理由として「安心感を得たい」という事が一番の理由だ。
その車両にたまに乗ってくる男性がいる。車内の雰囲気と中の表示で気付かれて別車両に移動される人が多い。ドアの付近で立っていて次の駅で降りる人もいる。こういう方はもしかして「一駅だから堪忍してくれ!」と心の中で思っているかもしれない。
お母さんと一緒に小学校低学年くらいの男児も見たことがあるが、男児はきょろきょろ居たたまれない状態で「お母さん、僕ここに乗ってていいの?ねぇ?乗ってていいの?」とかなり不安な声で聞いていて、母親が「お母さんと一緒やからいいんよ」と返答していた。多分その場にいた乗客もそう思っていたと思うくらいほのぼのとしてしまったことがある。
最後まで移動しない人もいる。今まで3名を見た。
3名という少ない分母なので決めつけたらアカンと思うのだが決めつけよう。決まって車内で携帯電話で会話をしていた。本日3人目も着席した途端話していた。その電話をしているのを見ていて「もしかしたら女性専用車両に敢えて乗って電話しているのでは?」と思ったのだ。
だって100%だもの。
ある程度年齢が高く、日本語を話す男性なので入ってくるドアの両サイドにでかでかと書かれている表示も、車内の表示も読めるはずだ。
この3名が2.1%に当たるとは思わない。
なので「中にいる女性だからいちゃもんつけられへんやろ」と思っているか、そういう深層心理が働いていると思う。決めつけちゃうけど。
本日乗ってきた男性は電話が終わったあと動画か何かを見て(この時点でひねくれた観方)にやにやしている。だんだん腹立ってきた。おなかも空いてきたせいでバーサク発動フラグも立っている。
垂水駅に着いた。よし降りて何か食べよう。
降りようとその男性の前を通った時に、イヤホンで動画を見ているので少し大きい声で「兄ちゃん、ここ女性専用車両やで」と声をかけて降りた。声を掛けられるとは思ってなかったのか変な声出して腰を浮かせていたのできっと移動したと思う。知らんけど。
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