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融資0で会社を起業し、1人でメディアを立ち上げてみたものの、いろいろ決められないのでAIに頼ったり、税理士を頼ったりしてみた話

  知ってる人がいたらこんばんは、知らない人は初めてまして、今年(2024年)の2月末に14年勤めた大手メディアを退職し、同時に起業するといった即日転身で日々苦悩している編集者のハッチです!


 起業は誰もが行なうことではありませんが、最近だとバーチャルオフィスが使えるなど、起業もし易くなっていますよね。

 そのため、これから起業しようという人もいるかもしれませんが……割と大変です。私も初めてのことだらけで日々頭を抱える毎日です。

 さらに私はこの情報過多な時代に、今のところ融資0円で法人化し、新しいメディアも立ち上げました。誰かを誘ったわけでもないので、すべて1人で行なっています。

 会社運営における社長業に加え、営業もウェブサイトの作成、記事作成と、なんでもかんでも自分1人でしているので大変です。

 メディアを立ち上げる、といった人は極稀な例だとは思いますが、ITの進化により助かったことや、今までにないトラブルなどもたくさんあります。

 この情報過多のご時世にメディアを立ち上げる無謀な男が、どんな日々を送っているのか、と関心がある方もいると思い、日記を書こうと思い至りましたが……本当にトラブル続きでこの原稿公開にも至りませんでした。

 なので、起業する直前から順に随時振り返っていきたいと思いますので、ちょっとでも面白そうだ、実は起業しようとしているので気になる、といった方がいたら読んでみてください。

会社名が被るので、結局AIに決めて貰った

 起業するには、税務署に「個人事業の開業・廃業等届出書」を、都道府県税事務所と市町村に「事業開始等申告書」を提出。そして、社会保険の加入といろいろと手間がかかります。

 そして、当然その時に会社名は必要になります。私の場合は、メディアも作ろうと思っていたので、媒体名も必要です。まあ、これは会社名と同じでも良いのですが……。

 私はゲーム向けのハードウェアやゲームソフトを扱う予定でいたので、そういった方向性で会社名をいくつか考えました。しかし、どうにもピンと来ない。

 分かり易さで言えば“ゲーム●●”などと付ければ良いのでしょうが、そうしたゲームメディアは多く、インパクトにも欠けるし、後輩からは「今時じゃなく古臭い」と酷評。

 ならば、自分の名前から取ろうかと。私の苗字は漢数字の八から始まるので、エイト●●や八●●など、いろいろ文字ってみましたが、これで良いんじゃない?と思った名前は、すでにその名前の会社があるんです!

 ゲームでプレイヤー名を決める時に、一般的な名前は「すでにその名前は使われています」といって弾かれるのと同じような悩みを抱えました。

 奇をてらうと、名称としてどうにもしっくり来ない。そうだ、こんな時こそ今流行りのAIに頼ろうじゃないか!ということで、ChatGPT(GPT-4)に「ゲームとハードを扱うメディアの名前を考えて」とお願いしたところ、ものの数秒で10個の候補を出してくれました。

画像は没候補ですが、何度か聞いてみて探ってみました

 その中から選んだのが、私の媒体名である「LevelUp Logy」です。

 意味は後からこじつけました。これからパソコンやスマホでゲームをプレイする人に、できるだけ分かり易くパソコンやスマホの性能の見方などをお伝えし、ちょっとでも自分のハードウェアの知識をレベルアップして貰いたい、といった感じです。

まずはベンチャーサポート起業に依頼した

 媒体名を決めたら、次は会社の設立とウェブサイトの作成などが必要になりました。

 会社の設立は自分で各種書類を用意して行うこともできますが、正直手間なのと書き方などにも不安がありました。

 そこで私は起業をサポートしてくれる企業やサービスを探すところから始めました。私の場合、退職する1ヵ月前から有給消化で休んでいたので、その休暇中にインターネットで検索しました。

 たとえば、設立書類から会計までをクラウドで行なえるサービスなど、いろいろありましたが、社員になる前に業務委託だったころ、自分で会計ソフトを使って確定申告をしていた辛さも分かっていたので、起業家専門の税理士事務所に依頼しました。

 税理士さんと話をして、書類作成から法人用印鑑作成まで一括でお願いしました。いろいろ話をしないと知らないことばかり。

 会社設立する際には決めないといけないことばかりです。たとえば、会社名、本店所在地、取締役会を設置するかしないか、資本金に株式会社なら株式の発行数に1株の価格、設立日に会計年度エトセトラ……。

 特に会社の基本情報や規則などを記した定款の認証が必須なんてことは、起業しない人には一生縁がないことでしょう。

 印鑑1つとってもチタンに黒水牛に薩摩本柘(さつまほんつげ)と種類があり、価格や強度などが異なります。書体も篆書体、吉相体、古印体などがあり、何が何やら。もうオススメされるままに作りましたよw

起業後もやることが多い

 起業したらこれで終わり、という訳ではなく、当然社会保険加入届を提出したり、法人通帳を作成したり、といった日々が待っています。当然、年末の確定申告に向けて会計資料を整理して記帳する必要もあります。

 私のように1人の役員で運用していても、役員報酬に応じた法人税を支払う必要があるので、保険料を引いた給料明細の作成なども必要に。

 何故に自分1人だけなのに、役員の委任状にハンコを押したり、自分の給料明細を作らないといけなかったりするのか、と思いましたが、仕方ないそれがルールなのです。

 そんな業務もこなしながら、ウェブサイトの作成、挨拶(営業)回り、記事作成も行なう必要があったのですが、ウェブサイトの作成などはトラブルが続出して日々悲鳴を上げている訳です。

 そのお話はいずれ。

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