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女子2人の仁義なき戦いに巻き込まれて

 こんにちは。江夏岳です。
 争いの中に飛び込む際に注意すべきこと。

あなたはどっちの味方なの?

 学生時代、クラスの女子の中で人気者の2人がいた。

1人はユウコ、もう1人はカナ。
2人はとても仲が良く、ルックスも良ければ、オシャレで発言力もあるので、クラスの女子の中ではファンも多く中心的な存在でした。

大げさ抜きで、メッシとクリスティアーノ・ロナウドみたいな感じで、カリスマ的な2人だったのです。

そんなある日、2人の中で戦争が始まったのです。
きっかけは、ユウコの彼氏がカナにアプローチしたとか、してないとか、確かそんな話が火種となり、親友だった2人の関係は嘘だったかのように変わってしまいました。

クラスの女子は、ユウコ派とカナ派の2つに大きく分かれ、特に2人の関係に関心を持っていないような女子が困っていた様子が印象に残っています。

当時の男友達と「まるで関ヶ原の戦いですな」「天下分け目の戦い」とか言って、無関係をいいことにニヤニヤと野次馬根性丸出しで見ていました。

 ユウコとカナ、2人の関係が日に日に悪化していく中、ある日の放課後、私はユウコに声をかけられたのです。

「あなたはどっちの味方なの?」

はっきり言って、当時、どうでもいいくらいに思っていた私は、

「ユウコ派だよ」と適当に答えました。

「やっぱりそうだよね!話わかるじゃん!」みたいに笑顔で言われて、バカ丸出しで(なんか良いことしたなー)とか思っていました。

ユウコ派ってことは私の敵だからね

 その翌日、カナ派の若頭のような存在の女子が私の元へやってきて、こう言いました。

「あんた、ユウコ派なんでしょう!カナ怒ってるからね!」

すごい剣幕で、そのように言われて鬱陶しく思った私は「ハイハイ」と適当にその場をあしらいました。

それからというもの、カナは私のことを睨みつけるようになり、カナ派が集っては私のことを悪く言っているのを見聞きするようになりました。

「なんだか大変なことに巻き込まれてしまったぞ」と恐ろしく感じていたのを覚えています。

休み時間も悪口言われるのを恐れて、カナ派がいる場所を避けて過ごすようになり、「カナ派にいじめられています」とプライドをかなぐり捨て先生に言いつける一歩手前まで追い詰められていました。

精神的なダメージを受け、瀕死状態の私でしたが、ユウコ派からの援軍が来ることはありませんでした…

ユウコ・カナ休戦協定

 ある日、「話に行き違いがあった」とか「言い過ぎた」とかで、ユウコとカナは仲直りすることになり、この争いは手打ちとなりました。

が!!

カナを中心としたカナ派を構成していた女子からの私への攻撃は引き続き行われました。

その時になってから気づいたのです。

「とんでもないことに首を突っ込んでいたんだな」と。

基本的には争いごとに首を突っ込まない

 この経験を通じ、学んだことは、強い思いや信念、守るべき人が巻き込まれてしまっているなどの理由がない限りは、争いに首を突っ込み、一方に加担するようなことは極力避けるべきであるということ。

余計に敵を作りかねませんし、時間も無駄になってしまう場合があります。

私は成人してからも、巨人ファンと阪神ファンのおじさんの争いに巻き込まれてしまったことがありました。
このお話はまたの機会に。笑

これもきっかけは、大した主張もない癖に首を突っ込んでしまったから。

争いの場には巻き込まれないようにする。
強い思い、信念、主張がなく、仲間が巻き込まれているなどの事情がない限りはスルーする。

これからも一緒にレベルアップしていきましょう!
最後までご覧いただきありがとうございます。


江夏 岳


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