プレミアリーグ第一節 ゼニトvsヒミキ感想
ゼニトのスターティングイレブン
セルゲーエフ
マルコム クラウジーニョ ヴェンデル
クジャエフ バリオス
サントス ストールミン
ロドリゴ チスチャコフ
オドエプスキー
ゼニトは4-2-3-1で臨み、攻撃では3バックになり、サイドバックは、高い位置をとる。ボランチもコロンビア人のバリオスを残して、クジャエフは上がる形。中盤の流動生パスワークで崩す狙い
ゼニトvsヒミキの前半20分まで、見ると、右サイドはよく機能していた。
サイドバックのストルミンがいい。クロス精度が高く、インナーも走れる。彼とかぶらないように14番のクジャエフが中盤から上がってきて、11番のクラウジーニョと10番マルコムが流動的に絡んでいく。それにしても5番のコロンビア人ボリスを残して、中盤の4人はめちゃくちゃ流動的に動く。個人技依存が若干強いが、これだけの個があれば、プレミアリーグでは優勝争いできるだろう
20分以降の試合を見ると、ヒミクは失点以降、5バックにして、ラインも上げてきた。5-4-1にして、中盤中央を固めることで、ゼニトの10番、11番をサイドに押し込むことで、試合は膠着。33番セルゲーエフは裏を狙ってばかりで、ブラジル人が流れるスペースを作れなかった。正直、33番のセルゲーエフはトップレベルではない。
セルゲーエフがせめてタメを作ることでCBを吊り出し、そこにブラジル人が入っていく形が欲しかった。
ゼニトのつよみはブラジル人トリオの中盤にある。そこを圧力でサイドに回され、抑えられると厳しい。ジューバなき後でワントップはどうするのかが課題。
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