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カリギュラ プレイ日記⑨

工事現場から一夜明け、部室に招集するも鳴子が来ない。

確認事項
μは現実世界に帰してくれるつもりがない。
μに敵視されてしまった。
μは負の感情を集めすぎて正常な判断ができなくなっている。

議題1、笙悟とソーンの関係。
うーん、これは笙悟さん胃が痛い…。先に個人コミュで話を聞いてしまったからな。がんばれ、の気持ちしかない。
ここでもう一人、仲が良かった三人組の一人、棗なる名前が登場。
付かず離れずたわいも無いじゃれ合い、けれどかけがえのない色々な思い出、その中で、一凛は間違いなく死んだと語る笙悟。
しかし、そもそも魂を持たない者はメビウスに招くことができない。実体が現実世界にある生きた人間のはずだ、というアリア。

議題2、ならばソーンとは何者?
NPCなら、メビウスの真実に気付いた者なら見分けがつく。
データが作り出した虚構の存在なら、μに力を授ける楽曲を創れるはずがない。

笙悟をさらに追求しようとする鼓太郎に、もうやめようと制する維弦。
その時廊下から女子の悲鳴が聞こえる。
が、外に出ようとした維弦が扉を開けられない。鼓太郎が体当たりしても開かない。すると突然校内放送で鳴り響くギター音!ウィキッドの曲らしいです。ギターが主役っぽいサウンドですね。

外に居る鳴子に助けを求めようとWIREを打った美笛が返信に気付く。
『帰宅部バカばっか!』と自分が楽士であったかのような返信が連なるが、本当に鳴子は楽士なのか?…そういえば最初に鳴子の友達みたいに出てきた人、あれ以来出てきてないな…。たしかアニメだとあの人主人公にべったりだったはずな気がしたけど。
「鳴子め、騙したな!」「何か理由があるはず!」
まあ、ここはいい子ちゃんしておきましょう。「理由があるはずだよ」
とにかく現状閉じ込められている事実は変わらない、なんとかしなければで動けるようになります。
琵琶坂イベント中ずっと不自然なくらいだんまりだったのに、フリーで話しかけると「あのクソアマ!」とか言ってて笑う。だんだん新規台詞ねじ込めにくくなってきてるのかな。

維弦クンに話しかけたら進んじゃった。まだ鼓太郎の台詞聞いてなかったのに。ノック音とともに訊ねてきたのは、さっき触れちゃった、最初の方にちらっと出てきた鳴子の友達、水口茉莉絵殿。
あ、はい、展開わかちゃった。だんまりしますね。
あ。ボイスとテキストがずれはじめた。おいこら。
詳しい状況を解説しまくる水口茉莉絵。いや普通に怪しすぎるんだが。
すごい茶番感を感じる。ちょっとここの構成下手じゃないですかね。
扉には外からでかい南京錠がかかっているという茉莉絵。鍵を探してきてくれないか頼むと、わかったと駆け去っていく。
友達だからって詳しく相談してて、こうなったんなら、鳴子も傷口抉り直しだなあ。可哀想に。

そしてなんだかんだ丸一日閉じ込められているらしい帰宅部。
ここにきてアリアは帰宅部のポジティブエネルギーを力にしているという設定が飛び出した。そうだったの?
そこへ茉莉絵がやってきて鍵捜索の進捗は思わしくないと言って帰って行く。とにかく待つしか無いという帰宅部面子だが。…トイレどうしてるの?

時間がたつとまた鳴子からメッセージが、裏切り者はまだいる、と不穏の種を蒔いていく。着々とデジヘッド化狙われてますね。あと琵琶坂クン、帰宅部が間抜けすぎるって切れてるけど、そこはお前も入っているからな。

息も絶え絶えになっている帰宅部。3日経ったの?!
どんどんネガティブになっていく空気。それはそう。
鼓太郎の手当たり次第裏切り者呼ばわりに空気もどんどん悪くなる。しまいにはアリアが裏切り者だという始末。
「いいかげんにしろ」「アリアは裏切り者なの?」
どっちを選んでも空気が不味い!「裏切り者なの?」ノリツッコミしてくれた。
不穏な空気をアリアの一言が斬り裂く。鳴子だって不安がっていた、という言葉に鼓太郎が揺れる。
鳴子が困っているなら助けなければ、といつもの帰宅部の雰囲気になったところで、ノック音。
茉莉絵が鍵を見つけてきたという。ほほう。
てか窓を割るとか、扉を破壊するとか、それはダメだったのかな?本当に?試した描写くらいいれてくれないと…たかが南京錠如きで3日も監禁されていることに微妙に納得できない…。
差し入れの食べ物をがっつくみんなのモーションが気持ち悪くて笑えるw
ただ一人サンドイッチに手を着けない部長が、茉莉絵を振り返り。
「どうして部長だって知ってるの?」
すると突然の睡魔に襲われて部員が次々と倒れていく、その様を見届けて…茉莉絵さんが舌打ち。楽士に変身します。う~んパンクロックゥ。ハート目がおしゃれだね。
めんどうくせぇなぁという割に、次は一人ずつ監禁して弄ぼうとしていたらしい。豆じゃない?
ところで琵琶坂クンが寝落ちしたグラにいないんですけど、さぼられたのか、期待していいのか。
一騎打ちになってしまった。さぼられただけかよ。キャラ落ちしてんなぁ。
琵琶坂余裕で正体に気付いてました発言してるが、じゃあ部長と一緒に戦えよ。切れ者のキャラ出すところだったろあそこはよぉ。期待したのに…。

仕切り直して、鳴子捜索の開始です。
まずそれっぽい気配がする体育館への扉に鍵がかかっているということで、鍵を探しに旧校舎の地下へ。ぐるぐるぐるぐるマップを巡って鍵とってきた。そんなにダンジョンは階層なくて良かった。

いざ体育館へ突入!
そこにはパイプイスに縛り付けられている鳴子が!パイプイスて!弱!
事情を聞くと、単身ウィキッドに接触された鳴子は、ころっと騙されて帰宅部の部室や面子を割ってしまったらしい。鳴子……何歳なんだい…?
ウィキッドさんはなんていうか…集団破滅症と敵性友人を煮詰めたような性格しているなぁ。あ、他の楽士もモブに割り振られているトラウマに当てはまったりするのかな?今度まったり探してみよう。
ベラベラしゃべっているウィキッドの背後であっさり鳴子の縄を解いているアリアw
ウィキッドに勝利するも、ウィキッドには逃げられてしまう。
なぜか琵琶坂クンが加虐性マウントしてるのがちょいちょい面白い。
さて、部室は割れてしまったしどこで落ち着く?という話に、ナレでランドマークタワーはどうだろうか、て出るけど…。あそこ落ち着けるか?
こうなんていうかこう、色々色々詰まっちゃってるし笙悟クンのトラウマ現地ですけどいいんですか?
本校舎に戻るとなんか鍵介クンの曲に癒されるなぁ…。
部室はもう落ち着けないとか言いつつ、部室でキャライベント発生してあたりまえに溜まってるの笑う。
本編との温度差も酷いし…、うーん、もうちょっとフラグはきちっとしてくれませんかね。

琴乃サン。お願いがあると呼び出され、王子様ランチなる弁当の試食をさせられる。
「高貴な味」「庶民的な味」「なんかクセになる」
いや、まったくわからんが、せめて弁当のテーマとか具材とか説明してくれ。「高貴な味」よろこんだ。
なんと登紀子おばちゃんことストーカーおばちゃんは、料理本を何冊も出している料理研究家だった!…それでもオールドミスに悩んでメビウスに来ちゃうんだね…。料理の勉強をさせてもらい、ゆくゆくは調理師免許を取りたいという琴乃サン。将来を見据えて、母のスナックを改装してカフェをやりたいらしい。んー…夢を壊すようだが自営のカフェ経営は採算取るのが大変だぞ?改装費用、琴乃サン貯めてるのかなぁ…。まあ所場代が発生しないなら、そこそこ行けるか…?なんにせよ、資格を取るのはいいですね。資格は大事ですよ。本当ないと高齢者になってからの潰しが効かなくなってきますからね。
今まで軽蔑されるのでは、と自分の過去に負い目があって、帰宅部のメンバーともどことなく壁を作っていたが、これから少しずつ心を開いていけば生きやすくなるのかも、と語る琴乃サン。前を向き出しましたね。

琴乃サンアゲイン。色々きついこと言ってくれてありがとうという琴乃サン。……そうか、きついの良かったのか…。母とたっくんの愛がいかに得難いものだったかと語る琴乃サンへ
「応援するよ」「水族館の男は?」
おいぃぃ、いや微妙に気になるけど。元旦那…結婚はしてないのか?息子の父親だろうどうせ。絶対イベントエンドだろうなこっち。
日和ろう「応援するよ」星マークになりました。
琴乃サン23歳!まだまだいくらでも明るい未来が待ってる!

鼓太郎クン。悠人の居場所がわかった、という鼓太郞クン、案外有能。
工事現場でデジヘッドに脳をかきまわされている悠人。うーんホラー。
デジヘッドと似たような台詞を言いながらあっさり倒す鼓太郞クン。
いままでいじめていたことを謝る悠人にはにかむ鼓太郞だった。

鼓太郞クン2。自分より不幸な人を助けることで、自分は不幸じゃないと安心したかったのかも。と自己分析する鼓太郞クン。ええやないか!そういう目の逸らし方なら全然ええやないか!。゚(゚´Д`゚)゚。
それで自分が救われるわけじゃない…、憧れの父の姿に自分が重ならなくて苛々していたと吐露する鼓太郞クン。心をともなわない強さに忸怩たる思いを抱えていたようです。まあねえ、たぶんみんな鼓太郞クンより年上だしね…、いつもいいようにあしらわれるし、大人になりたい強くなりたいって思っている子にはストレスの溜まる環境だったとは思うよ。
ただ悠人を助ける為に走っている時は、本当の人助けをしている気持ちになったという鼓太郞。利害もエゴも捨てて、ただ我武者羅に困っている人を助ける、そんなことができる人ってなかなかいないですよ。鼓太郞クン立派だよ。主人公のことを兄か姉のように思った、と先輩面を捨てる鼓太郞クン。
14歳でした。14歳かぁ……、闇落ちしても致し方ない環境でこんだけ真っ直ぐな子って…涙腺が…。悠人が味方になってくれたし、暮らしがよくなるといいなぁ。

鍵介クン。もう、鍵介クンは最初から後輩後輩してて可愛いなあ。
急に最高傑作のポエムを報告してくる鍵介クン。黒歴史と紙一重なことやってんな。格好悪いことを見下してきたから格好悪いことをしてみる、という挑戦をしたらしい。なるほど。
できたらブルーマンにも聴いてみてほしいという鍵介クン。ブルーマンのこと大好きか。
ポンコツなBGMとつっかえつっかえの朗読。出だしはまあまあ良かったんだけど、途中で失速して、メビウスを使ったのは良かったかな。
何かしてみせる僕は特別~♪て歌ってた鍵介クンから、こんな応援ソングが。かわいいなあかわいいなあ。いい曲がついたら、いい感じになると思うけどな。
必死でがむしゃらで脇役でも音楽に関わる道に行きたいという鍵介クン。
そっかぁ、カギPとしての活動が響いたのか、もとから音楽が好きで興味を引かれていたのか、そんなに音楽を作るのが好きだったんだねぇ。
「俺から見れば可能性の塊だ。まだどうにでもなるんだよ」と涙ぐむ夢破れた大人のブルーマン。そうよね、十代にこんな青臭くて瑞々しいパッションぶつけられたら、応援したいし、どうにかなってほしいよねぇ。ほろり。

鍵介クン2.鍵介にポエムを強請るアリア。クセになっているそうです。
「良かったよあのポエム」「俺にもくれよぉぉ」
wwwバッテンついてもいいや「俺にもくれ」大丈夫だった進んだ。
ブルーマンを見て、全力でぶつかって挫折するのもいいのかもと思えたという鍵介クン。やだ、ブルーマンの影響が絶大じゃない。いい仕事したなブルーマン。
そんな鍵介クン19歳!…音楽の専門学校通ってるのかな?

美笛ちゃん。お母さんに会えたお礼をしたいという美笛。
なんとそれは、手作り特性弁当でした。なんと。はじめて作ったというそれを自らがふがふ食べる美笛。美味しい…のかな?
「よく食べる子は好きだよ」「見てるだけでお腹いっぱい」
小食か!「よく食べる子は好きだよ」好きワードに反応する美笛ちゃん。初のう。食べるのって幸せなことだと噛みしめる美笛ちゃんでした。

美笛ちゃん2。今までのお礼と、疑似的にだが母を失う体験をして、両親を自分がいかに悲しませていたのか実感できたという美笛ちゃん。現実と向き合う気持ちが落ち着いたようです。
「現実に戻ってからが勝負」「やっぱり元気な美笛ちゃんが好き」
ん、んー。ん?まあ、元気な美笛ちゃんは好きだよ「好き」
先輩のことも支えますから!なことを言ってくれる美笛ちゃん。ポジティブ元気溌剌!現実でも早く回復するといいね。
17歳。ほどほどに実年齢でしたね。もうちょっと幼いかと思ってたけど、14歳の鼓太郞クンとノリが同じだし。歳を知ると二人が姉弟みたいね。

鈴奈ちゃん。どうやら帰宅部を全員弁当に誘うミッション遂行中らしい。
合唱って…一人だけ突出して大声でも困るんだけどな…。小さいのはもっと困るけど。
全員集合…のはずだけど新規の二人だけいない(笑)琵琶坂クンはともかく彩声ちゃんにははぶったみたいになってない?w
主人公にベタベタな鈴奈ちゃんを、現実じゃみんな一緒にはいらんねーんだぞと突っ込んでくる鼓太郞クン。鼓太郞クンなりに心配しているんだろう。
どことなくぎこちなくもしんみりした空気の中、「先輩はずっと一緒にいてくれますよ?」と、急に怖いこと言い出す鈴奈ちゃん。鈴奈ちゃん?
笙悟琴乃ペアはなにか察したようだが、プレイヤーはいまいちわからん。鈴奈のメンタルに何か問題があるのか?
北海道と沖縄に別れたとしても主人公は自分の所に来てくれるとかそんな怖すぎる純心なのか???
ここいらでお礼に一曲歌いますと、唱歌を披露する鈴奈ちゃん。
ローレライというドイツの民謡らしいです。歌で船人を引き込む魔性ですね。……お礼でなんでこの歌をチョイスしたの……?

鈴奈ちゃんドキドキの2。鼓太郞の言うことが気になっていたという鈴奈から「これからも一緒にいてくれますよね?」と改めて問われる。
……どういう意味で言っているのかしらこの子……怖。
「もちろんだよ」「そのままじゃいけない」
いけないですよー。依存は自己を滅ぼしますよー。「いけない」
動揺して主人公をなじる鈴奈。アリアがフォローするが泣き出してしまう。
「もう大丈夫だよ」
ごめんなさい、ちょっと頼りすぎましたね。と言ってくれる鈴奈ちゃん。
良かった~~~~~~よかったよおおおおお、こんなところで病み属性発揮されてもビビるから止めてくださいよ~~~~。いや、主人公が部員全員たらすみたいな構成だから、主人公にも悪い所はありそうだが。
どきっとさせられたが前向きな着地で終わった。健全。鈴奈ちゃん16歳。
16歳か~そっか~…道を誤らなくてよかったorz…

鳴子ちゃん!小説はつつがなく執筆中らしいです。
叩かれるのにも炎上にも前向きな姿勢を取れるようになった鳴子ちゃん。熱心なファンもいてくれるようで、一安心です。
そんなところでツーショットのお願いが。ただただお守りにするらしい。おやおや。

鳴子ちゃん2!思い出す土下座の件。
すっかり忘れてたという鳴子ちゃん。小説で世間とぶつかって認めてくれる人もわずかながらいたことが、確かな自尊心の回復になったようです。
「俺も鳴子のファンだから」「俺も鳴子自身のことが…」
なんか、鳴子ちゃんのイベントだけ、妙に恋人気取りを持ち込む選択肢が並ぶんですけど、なんで?スタッフの一押しなの?
「ファンだから」100万人のフォロワーより、一人から直接貰った言葉が嬉しいと笑う鳴子。ハッピーエンド目指してがんばろう。
鳴子ちゃん17歳!美笛ちゃんと同い年だ。

維弦クン。アリアに冗談が言えるようになった維弦クン。練習に付き合ってほしいと主人公をカフェに連れ出す。スタバ的な所っぽい。
果敢に一人で望んだ維弦からはヘルプWIREが続々と届く。ventiは私もわからん。なんとかゲットして戻った維弦クンは、主人公達にそれを差し出す。
感動で号泣するアリアを横に
「ありがとう」「コーヒー苦手」
主人公よ…それは人として……「ありがとう」
初めて言われたかもと、ありがとうを噛みしめる維弦クンだった。

維弦クン2。友達宣言に今度は素直に頬を赤らめる維弦クン。
これからも力を貸して欲しいと、会話だけで終わってしまった。
案外あっさりしているな維弦クンのイベント。
維弦クン17歳。17歳多いな。

あと運命の人になっていないのは、笙悟クンと琵琶坂クンだけだ!
琵琶坂と星になると、主人公二重人格みたいなんだけど…。

さて、では、やってきましたランドマークタワーです。
どこかでたらふく食べて来たらしい帰宅部面子、タワーにつくと琴乃が笙悟のことを気遣う。そうだよね!
そして笙悟クンは全然大丈夫じゃない。そうだよねー。
え、何主人公に逸物ある感じ?
と思えば、どうやら笙悟の意向だったらしいです。中途半端になっていた一凛とソーンの話の続きをするための覚悟の選択だったようです。
一凛が飛び降りた当時のまま、完成しないランドマークタワー。
結局は部室で話した以上のことはない話に、鍵介が斬り込む。なぜ一凛が現われることが笙悟を苦しめることになるのか、と。
追求をはじめる帰宅部の上に流れてくる、ソーンの音楽。
無茶苦茶体調の悪そうな笙悟はおいといて、とにかく音楽が聞こえる上を目指す帰宅部。登るのかと思ったらイベントスキップで屋上来てた。
そこに待ち受けていたのはソーン。
帰宅部メンバーがμに叶えてもらった夢を看破していく。叶えられた環境であるメビウスから何故出ようとするのかとソーンが問う。
メビウスは不変の世界、なんでもあるけどなんにもない世界。だから現実を望むのだと、それぞれの言葉で語る帰宅部達。
ソーンの願いは、『私』が在り続けること。現実にはもういない存在を、存続させ続けること。あー、そういう系になるとメビウスにしか求められないですよね。
帰宅部メンバーには切り開く現実があるけど、切り開けない現実に居る人達も、まあいるよね。スイートPとかね。最初に笙悟が言っていたように、どっちが正しいとか正しくないとかの話ではなくて。
ただ楽士達みたいに、現実に帰りたい人達を頑なに道連れにしようとするのはどうかと思うなあ。
私のいない現実などいらないから、現実を崩壊させると宣するソーン。
現実が崩壊したらメビウスも崩壊する。それで構わない。たとえ一瞬でも、『私』が在ることが虚構ではなく、ただひとつの現実になるのなら、と。
「頭おかしい」と言う鍵介クン。
まあラスボス(?)は狂えるものです。
心中しましょう。私を止められるものならやってみなさいと言い残して、せり出した鉄骨から身を投げるソーン。
その姿に我を忘れて絶叫する笙悟クン。
うーん、なかなか、笙悟病むわぁ。これ。タフそうな外見のイケメンが病んでるのはいいわぁ~。
ていうかこういう自分が曝け出される状況もすごいストレスだろうな。隠しておきたいところを嫌がおうもなく、連んでいる奴らにギョロギョロみられる。たまらんわ。笙悟クンよく踏みこたえてるわ。

さて、ご招待されたわけだがパーティ会場はどこだ?と問う琵琶坂に、それも笙悟が知っている一凛と関係のある場所なのではと琴乃が促す。
グラン・ギニョールというライブハウスの常連だったらしい一凛ちゃん。
ライブハウスに入り浸る不思議ちゃん女子高生。どんな子だったんだ一凛ちゃん。ソーンの語り口に笙悟が違和感を覚えていないと言うことは、ああいう淡々とした感じの陰鬱な子だったんだろうが。あれを不思議ちゃんという語句でくくるのはなんかちょっと違う気がするぞ笙悟。

負の感情を集め続けたμが暴走して現実を崩壊させる前に、行こうグラン・ギニョールへ!と声を高くするアリアを引き止める維弦。
いざμと相対したその時、そうするしかないのならば、μを殺さなければならないかもしれない、と。絶句するアリアに、覚悟だけは決めておかねばと淡々と諭す維弦。

みんなの幸せのために歌い続けたアイドルを、殺す。

うーん、この字面だけみると、すごい台詞だ。
なんだかんだ帰宅部もμを愛しているのだな…WIREくらいでしかその片鱗見えないけど(約一名除く)
まあ普通の神経の人だったら、まず誰かを殺めるという行動に対して躊躇はしますよね。

TOWNMAPのグラン・ギニョールでか!!!!
え、これライブハウスっていうか武道館ないし欧州オペラハウス並にでかくないです?ライブ”ハウス”じゃない。こんなのライブハウスじゃないわ!

ここまで進んで笙悟クンにイベントマークついた。
ソーンと笙悟の事情は事前に聞けちゃからなぁ。本編が他のメンバーほど緊迫して見られないのはちょっと展開の見せ方的にどうなのかしらとは思う。

笙悟クン。そういえば千佳ちゃんと最後のデートなんでしたっけ?
もちろんアリアと尾行する主人公。
駅前のベンチでおしゃべりから始まる二人。全部ぶっちゃけたからか、前ほど及び腰では無い笙悟クン。普通に会話が成立しています。
一応千佳ちゃんの実年齢を聞く笙悟クン。ピチピチの15歳でした。
うん。犯罪だな。
ちゃんとそこは線引きする大人の笙悟クン。ぽ。
ただ死にたくなった時だけは連絡しろ、駆けつけるからと約束する笙悟クン。こんなん15歳惚れてまうやろ。
ところでメビウスで交換した連絡先データって現実のケイタイに持ち越しできるの??
なんと、おしゃべりだけで平和に終わった二人でした。
まあ笙悟クンからの約束だけでも千佳ちゃんは胸一杯だろうな。
一凛から心中を誘われて逃げたのは、生きたいて思ってしまったから…そのぶんちゃんと生きなきゃな、と此方では社会復帰に前向きな笙悟クンです。
あとはトラウマを抉り続けるソーンと、過去から苛む一凛ちゃんへの罪悪感との折り合いだけだな!!(鬼畜道な気がする)

笙悟クン2.今回のことで気持ちに区切りがつけられた。いつまでも逃げ回っていたら、一凛に会わせる顔が無いと、ふっきれたように語る笙悟クン。
タワーでガクブルしまくってましたが。
区切りをつけようと思えたから、帰宅部のみんなに話す覚悟もついたんでしょうね、区切りが付いたのと本当に乗り越えられるかは別問題。
帰宅部のメンバーにはずっと叶わないと思っていたという笙悟。兄貴分ぶって達観したようにみせていれば、周りが決められない自分の代わりに決定してくれる。ボロが出ないように必死だったという。
いや、いや、君ってば締めるところは締めてくれるし、無口(仕様)な主人公の代わりに結局とりまとめてくれてたり、琴乃サンと年下面子見守ってくれたり、かなりリーダーだったぞ。
「笙悟だってすごい」「みんな笙悟に感謝してる」
う、どっちも、どっちも言いたい。「すごい」
俺がはじめたってことか?偶然だと思うけど。
ち、ちがう。ちがうよ。笙悟がすごいのは逃げる為だとはいえ、逃げなかったし投げ出さなかったし(しかけたけど)、本当に名実帰宅部を支えてくれた縁の下の力持ちだからだよ。琵琶坂にやらせてみろよ、あいつ部員を自分仕様に洗脳して先導して都合のいい駒扱いしかしないぞ。笙悟だったから、この帰宅部になったんだよ(T-T)

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