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自粛期間賢くなったことがあるとすれば...

会いたい人には会いに行く

東海道線に乗って、西に向かっています。
今日の目的は数年ぶりに会う叔母の家です。
時々電話で話したり、サクランボを送って、みかんを送られてのように、やり取りはあるのですが、直接会うのは2年ぶりでしょうか。

着物好きな叔母から何枚か着物が送られてきているので、それを着て会いたいと思うとなかなかチャンスが訪れず時間が経ってしまいました。
先日、帯留めを送ってもらっって、電話で話して、もう着物を着るとか言っていないで会いに行こうと決心しました。

自粛期間を経て直接に会うことの意味を、国民全員が考えているようです。
目と目が合う、オンラインの顔だけでなく全身で対面するパワーを感じてます。
握手したり、同じものを見るために同時に振り返ったりする動作に相手のパワーを感じます。

山本文緒さんの無人島の二人の中に、死にゆく山本さんに会いに来た実兄と握手するという場面が描かれていました。普段はやらない触れ合いが言葉よりも気持ちを伝えるということがあります。

私も友人を二人、自粛期間に亡くしています。
どちらもコロナ感染症ではなく、また会おうねと約束して果たせなかったのです。

そのうちにとかいつかは来ない、会いたい人に会いにいくのは今ですね。

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