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暗いnote、でも読み続けています。

この題名が作者へのオマージュです。

昨年、入っていたコミュニティで『離れて住んでいる娘のための介護予防』というイベントを2回行った。どちらも好評だった。
それだけ、近くに住んでいない親のことを心配している娘、息子がいるとわかった。

老いてくるのはわかっているけれど、会うと元気だし、まだ、あと5年は大丈夫、3年は、来年までは… 
片目どころか両目をつぶって帰ってくる。
気づいたころには、認知症が進んだり、経済的に苦しくなっていたり。
イベントでは、まずは会って、客観的に視るところが出発点。
何となく部屋が汚い、掃除が行き届かない
同じ話を何回も繰り返す。まるで初めて話すように。
新しいレストランに行かなくなる。
風呂に入ると言って入らない。

など、生活から気づくことをお話しした。

Noteを始めてから、一人の作家さんのnoteを継続指定購入している。
9月24日のマザコン
https://note.com/sakusha/
作者は最初はsakushaという名前だったがいつのまにかさくら剛という名前に変更されていた。

さくら剛さんは在京の作家であったが、両親の認知の低下で介護のために実家に戻ってきたというところから、noteの配信が始まっている。
内容は暗いし、家族のことも良くは書いていない。
おそらく作家としての客観的な見方をしているのと、子供のころから関係性が醸し出す、何とも言えない抑うつな文章。
少し以前のことを整理しながら書いている様子。
2020年11月から書き始められている。
番外編も入れて54編。

さすが作家さん各回とも字数も多く読みごたえがある。
定期的に発表されている。もちろん、文章も巧み。

すでに20個以上購入して、一冊の本よりも高いなと思ったこともある。
なんと、作家さんもそう思ったらしく途中で無料で読める配信(番外編)があった。
29番目までは無料、その後は1編110円。
23回、29回、番外編と54回(最新)がおすすめです。

さくらさんは、たびたび、一人っ子のつらさを書いている。
私は3人兄弟でしかも私のみ遠方に住んでいる。
しかし、息子は一人っ子
将来、こんなつらい目に遭うのだろうか。
まだ、祖父母4人も健在である(93、90、89、88歳)。これからいくつの葬式があるのかな。いろいろなことが3年以内に変わるよね。

さくらさんは私より、もっと若いし、ご両親も70代
今まで見ていた脳卒中後遺症の患者さんの娘さん息子さんたちに重なる部分が大きい。
90歳ならあきらめられる両親のことも70歳代では能力低下を惜しむ気持ちは強いだろう。

読みたくないけど読んでしまう、これからも読み続けると思う。
来週も楽しみだ!


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