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母の言葉から、ヒトの根底は変わらないと気付いた話~音声記録の勧め

「もっとも重要なことは自分の力で生きられるようにしてあげること」
おそらく、子育て動画を見ていて自分で気になった部分をメモを取る代わりに音声記録したものです。ほんの2週間くらい前なのに、覚えていない。
気になってメモしたはずなのに忘れてしまいます。

さりげない言葉を忘れないように、両親との会話も録音しています。
特に母は目をつぶって寝ているようなときに話すことが印象に残ります。
そのままにしておくとまた次のことにかき消されてしまう。
画像を残すのも良いですが、カメラを向けられながら自然に話すのは難しいので、スイッチいれればスマホを置いてもできる音声記録をしています。
思い白いこと話しているなと思ってスイッチオン。たいてい一番面白いところは記録に残せません。母の知性のきらめき、感情の底にあるものの欠片だけが記録されます。

寝言のように、「ヨシ、イイぞ!」「前進だ、みんなびっくりするくらい」とめちゃくちゃポジティブに話す。
先日、私の方を見ながら「なんとかしてやりたいね、ナントカシテヤリタイネ~」とあまりにも繰り返すので、「私たち子どもは幸せに生活していますから大丈夫」と答えてみました。
意外そうな表情でしばらく静かになりましたが、再び「ナントカシテヤリタイネ… になったので、
だれ?と問うと「ヨシダさん」とはっきり言うのです。
どこに住んでいるの? 「ワカッテいる」
その人困っているの?「コマッテイナイ」
???
母のヨシダさんは困っていないけれど母としては何とかしてあげたい人のようです。

母は周りの困っている人、困っていなくても母から見ると何か欠けているように見える人助けてあげたい気持ちが強い人でした。
また、自分にその力がある、できると思っている人でした。
物忘れが進んでからは自分のことに興味の中心が移っていたのですが、現在、ベッドに終日いる母の頭の中は元に戻ってすべてのヒトを救うというところに来ているのかもしれませんね。

認知って不思議です。
こういう振り返りができるので音声記録って面白い。


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