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上級医は研修して指導医になる

医学生が研修医になると、指導を担当する医師が必要となります。
指導する医師になるための研修がありました。
もう7年くらい前の知識ですので、私の個人的な感想です。

さて、隣県で行われた、研修会2日間に当県より1人参加しました。当時は勿論リアル.泊まり込みです.18時間以上の研修でした。
30人くらい集まって指導医としての心構えのレクチャーを聞いたり、グループワークをします。

参加している医師は30〜50歳代、1.今、研修医を受け入れている病院から、必要なので急いで学びたい.2.これから研修医が来るかもしれないから一応受けている 3.病院からの推薦で仕方がなく の3パターンです.ミックスもいます.

面白いのはこの3タイプで、既に研修医に対応している医師がいるのです.もうやってる事なのに研修受けるってめんどくさいよね感全開です.ちょっと変わっている先生、病院では孤立している、いえいえ独自の立場を確保しているとも言うべき方が散見されました.

女性で研修医の指導に慣れている医師がいました.今まで研修を受ける時間が取れなくて、北の方まで来ましたと.この方はすでに研修医を指導して、個性的な研修医にも対応しているようで、意見も豊富です。

他にも、話し合いにも参加しない医師もいますし、レクチャーを馬鹿にしているかのように見える医師も居ました.

プログラムは研修会は指導医の役割、評価基準、研修医で困った事例の共有、指導法.
コーチングのような事も学びました.
初めに、他己紹介、隣の全く知らない医師に数分インタビューして良いところを紹介する.この遊びのようなワークで馬鹿馬鹿しいと怒っている医師もいる始末.

グループワークにも慣れていないので、発表係になっても、グループの意見で吐く、自分の意見を話すかたも.
何のためのグループワークなのか トホホ

研修期間は医師としての土台を学ぶときです.
この2年間でその後仕事への取り組み方が決まるように思います.

研修医とともに、がんばれ指導医!ですね.

そういえば、病院に来なくなった研修医への対応も習ったような.
今まで利用したことはありませんが、今後は遅刻が多い、休みがちな同僚に使えるかもと思い出したハレでした.
学びには無駄はありません.

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