スマホでなく木に目を向ける 森林医学は身近にある
先日の第61回日本リハビリテーション医学会学術総会@渋谷で森林医学についての講演を聞きました。
森林浴という言葉は一般的になってきました。
特に山形県上山市はクアオルト健康つくりに熱心な地域です。
蔵王の自然を背景に、歩くことで健康つくりを提唱して、もう10年以上継続されています。
さて、自然豊かな地域はさておき、都会に住む人たちはどうすればよいのでしょう。
先日の講演の演者李 卿先生によれば近くの公園の木々でも同じような効果があるとのこと
また、ヒノキオイルのエッセンスも有効だそうです。
李卿先生は日本医大のリハビリテーション医学分野の教授です。
https://www.data-max.co.jp/article/29780
森林セラピーの世界的な第1人者とのこと。
あまり人が来ない時間帯の講演で残念に思いました。
自宅に帰ってみると、庭の数本の木々がとても愛おしく感じられました。
25年のうちにすっかり育って、自宅の屋根より高くなった木もあります。
毎朝木々を見上げる、葉枝のすき間からのぞく空は私にとっての森林浴。
森林浴の効果として
1.ストレス軽減、リラックスできる
2.免疫機能の向上
3.心の健康
が挙げられます。ふーっと深呼吸。
森林浴は遠くの山に行かなくても、通勤途中にスマホではなく街路樹の繁りに目を向けてみませんか?
会社や病院に着くまでに、植物からの何か(フィトンチッド)を受け取り、ストレスなく一日を始められるはずです。
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